北のはげおやじの徒然日記

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

念願だった旭岳にいってきた その2、完

2016-07-10 14:08:00 | 季節

泊まったホテルは、旭岳万世閣ホテルベアモンテ


やはりオンシーズン。

夕食、朝食ともにバイキングであったが、それでも二人

で30,000円を越える(館内で利用できる1000円相当

の利用券付き)。


バイキングは美味しく、お部屋もスタンダードツインで

あったが28㎡と広めで、清潔。


そして、何より大浴場がとても良かった。

硫酸塩泉で40度くらいの温度だろうと思われる。

湯船にながく浸かっていられるため、身体が温まり、

冷めづらい。

源泉の温度が45度で加温、加水などしていないとの事。

 

水曜日と言う平日にもかかわらず、利用者の多いことに

驚いた。東南アジア系の旅行者も多数おられたが、

われわれの様な実年世代も多かったように思う。

 

6日は6時に起床。先に妻が温泉に行き、帰ってきた6時

35分に交代で私が大浴場へ。

 

夜中に、男女の浴室が入れ替わり、朝に入ったお風呂も

前日に入ったお風呂と同じ程度の広さを持ち、趣向が凝

らされ、こちらのお風呂もグッド。

 

朝の連ドラをみて8時頃にバイキング会場に行き、朝食を

美味しくいただいた後、ゆっくりチェックアウトして、9時30

分頃に、ロープウエーに向かう。

 

一人往復2,900円の料金が、私は1種障がい者(介助

を必要とする障がい者、実際には介助なしで何でもでき

るし、妻との旅行の場合は、一寸抜けている妻(?)を、

私が見守る事の方が多い。笑)のため、介助者を含め

て半額で利用できるので、二人往復して1人分の料金

ですむ。

 

障がい者手帳は随分使わせて頂いている。


9時45分頃にロープウエーにのり、10分程で姿見駅に到着。


いよいよ「神々(カムイ達)の遊ぶ庭」と呼ばれる、旭岳の散策場所

に足を踏み入れた。標高1600m地点。


大雪さんの「大雪ーカムリ達の遊ぶ庭ー」というニックネーム

はこれをもじってつけられた?


ここから姿見の池を目指して、1周約1時間1.7kmの散​策

コースを歩く事にした。


このコースは、一般的にはロープウエー駅を背に、左側

に進路を取り、第1展望台から姿見の池をめざす時計回

りに歩くが、私は足に不自由を抱えるため、右側に進路

をとり、時計の反対回りに歩く事にした。


理由は、登り口の最初に急な階段状になった場所を通ら

なければならない為。足の悪いものは下りが苦手なので、

の場所は登る事にしたのである。


それはいい判断だったと思う。国立公園の為であろうか、

急斜面などでも、手摺は殆どついていないのである。

足の悪いものが、一人で散策するには向かない様に思うが、

致し方ないのか。


写真をご紹介。


ロープウエー駅手前の市営駐車場から

旭岳を望むIMG_3791.JPG



ロープウエーの車窓から

 



姿見駅を出た所

われわれはこれを右手に歩き出したIMG_3799.JPG



  エゾノツガザクラIMG_3808.JPG



キバナシャクナゲIMG_3812.JPG



エゾノハクサンイチゲIMG_3809.JPG



チングルマIMG_3815.JPG



ナナカマドIMG_3817.JPG



エゾコザクラIMG_3821.JPG



カメラバッグを背負った私

私の帽子の右斜め上に小さく小屋のようなものが見える

そこに姿見の池があり、駅からの標高差は60m

あそこを目指して、進む。

薄手のジャケットを羽織っているが、暑くなり姿見の池の

休憩ポイントで脱いだIMG_3823_2.JPG



チングルマの群落IMG_3825.JPG

IMG_3829.JPG



キバナシャクナゲIMG_3844.JPG



南西方向なので、旭川方面か?​IMG_3847.JPG



旭岳の隣の熊ケ岳IMG_3862.JPG



​​​下に見える湖は忠別湖IMG_3863.JPG



姿見の池と旭岳と妻IMG_3870_2.JPG



姿見の池のすこし上にある噴気口IMG_3872.JPG



鏡池と熊ケ岳IMG_3893.JPG



すり鉢池と旭岳IMG_3896.JPG



姿見駅IMG_3899.JPG



南方面

トムラウシ山などが見えると説明盤に書かれていたIMG_3904.JPG



第1展望台から

旭岳と妻IMG_3906_2.JPG

IMG_3915.JPG

​※花の名前はネットと照らし合わせながら書き込んでいるが

間違っていたら、ごめんなさい。


私の歩くペースに併せて、3時間程かけてゆっくり散策した。

何人か身障者の方も見受けられた。また相当高齢と思われる

方もご家族と思われる方と一緒に、杖をついて登って行かれた。

挨拶を交わすが、みんな怪訝な顔は見せない。

東南アジア系の人、ヨーロッパ系の人にも「こんにちは」と

声をかけると、みなさん「こんにちは」と返してくれる。

いいもんです。


第3展望台では、三脚がいくつもおかれて、ある鳥を狙って

おられた。聞けば「ギンザンマシコ」というムクドリと同じくらいの

大きさの鳥とのこと。


お一人は、有名なプロの写真家で叶内拓哉さん、もうお一人は

ミニバンで道内を旅行して主に鳥を撮っておられるアマチュア写

真家のかたで、もう1か月滞在していると話しておられた。


今回のドライブ旅行は、天候に恵まれ、富良野や美瑛などの

美しい景色を堪能し、夜には何十年ぶりかで、鮮やかな星空を

観察し、そして、旭岳を所期の目的通り散策してくる事ができ、

とっても満足できるものだったと、妻と納得して帰ってきた。


9月中旬には紅葉が始まる旭岳に再度訪ねてみたくなった。


DSC_0285.jpg