へー、SAIの仲間の方々は面白い企画をするなーとhoribonpapaさんの予告を眺めていました。
SAIのお仲間だけで行われるものと思っていましたが、われわれのような他車に乗っているものにも、参加の呼びかけるものである事がわかり、また、わたしのクルマはV6、2.5、四輪駆動のガソリン車ですから、燃費を競うようなクルマではないと認識していましたので、このコンテストに参加してもという気持ちでしたが、horibonpapaさんにご熱心にお誘いいただいた事もあり、遊び心で参加させて頂くことにしました。
しかし、今回のコンテストは、省燃費の絶対値を争うのではなく、JC08燃費(10・15モード)に対する達成率を競うという評価方法で行われるため、そう言う意味では、どのクルマにも一定のチャンスはあるのかなという認識はありましたが、まさか、そこで優勝するとは・・・・・・・・。
ガソリン車の場合、省燃費の基本は、一定の速度を維持し、エンジンの回転数を上げないで走行する事。この一点に尽きるのではないかと思います。その為には、平坦で、なるべく信号や一時停止標識などが少なく、かつ、行き交うクルマの交通量が少ない道路でトライできる事。
そんな条件を考えると、私の住む町は、平坦な農道が縦横に走っている石狩平野のど真ん中に位置するため、地の利は本州の方々からみると相当あるとは思っていました。
ハイブリッド車は、バッテリーチャージなどのため、微妙なアクセルワークが必要になると思いますが、ガソリン車のわたしは、条件の良いコース設定さえできれば、後はアクセルにテンションをかけないで一定の速度を保つ運転を心掛けるだけで、特別な事はありません。
しかし、驚きました。いきなり、15.5km/L(達成率152%)を出したのですから。
以下に、SAI CUPのチャレンジとその関連ドライブを振り返ってみます。
9月2日 予め設定した美原から新篠津に至る農道を中心とした62.2kmnのコース(一時停止5カ所、信号3カ所)を、シーケンシャルシフトマチックを用い、マニュアルでシフトチェンジしながらドライブ。「6速」を多用する様につとめ、15.5km/L(達成率152%)の成績。自分としてはまさかの成績で驚く。
この時点では、まだトライしている方が少ないせいもあり、いきなり他の方々の達成率を引き離して1位になりました。
9月3日 昨日のトライで獲得した燃費が、果たしてマニュアルによるシフトチェンジを多用した成果によるものか、今一自信が持てないため、昨日と同一のコースをオートマの「ECO」モードで走行するチャレンジをしました。
結果はなんと16.2km/L(達成率158.8%)です。予想に反し、マニュアルモード走行より、良い結果が出てしまいました。
9月8日 ここで気になりだしたのが、オートマの「ECO」「NORMAL」「SPORT」で燃費はどのような変化をみせるのだろうかということ。わたしの好奇心が目を覚します。(笑)
「NORMAL」で行い、結果は15.4km/L(達成率151%)でした。
9月9日 翌日には「SPORT」モードでのドライブです。気になりだしたら、直ぐ実行に移したいせっかちな性格です。
その結果は、16.1km/Lでした。
これらの結果を比較すると、「ECO 16.2km/L」>「SPORT 16.1km/L」>「マニュアル 15.5km/L」>「NORMAL 15.4km/L」となります。
この結果をどう解釈すれば良いのか。
省燃費性能に関しては
「マニュアルよりもオートマが優れ、オートマでは「ECO」モードと「SPORT」モードに差がない。」という結論になりましたが、果たしてそうなのだろうか?事実だけを見るとそう言う事になりますが、「本当なの?」と疑問は消えません。
そのうちに「古太郎さん」が、わたしの成績を上回る驚異的な成績を上げられ、突然1位に躍り出てきました。お遊びで参加しているコンテストなので、順位には拘るつもりは毛頭ないと思っていたのですが、1位から落ちた事で心中には穏やかならぬ感情がわいて来たのはその時の正直な感想です。若い。(笑)
16.2km/Lを出したチャレンジの時の最高値は16.5km/Lを指していましたので、このクルマにはまだ余力があるとは思っていましたが、古太郎さんが出された162%の達成率を超える為には、16.6km/L以上の平均燃費を出さなければなりません。再挑戦してみようと言う気になりましたが、少々時間をあける事にしました。
9月12日 もう1台の我が家のクルマ、軽のハイトワゴンタイプのクルマ「スズキパレット4駆」で今までと同じ62.2kmのコースにチャレンジしました。
結果は20.8km/L(達成率115.6%)でした。日常の平均燃費は11〜12km/L程度ですから、この数値にも驚きました。
9月25日 SAI CUPのラストチャレンジのつもりで、今までのコースを延長し、全長90kmのコースを設定(今までのコースの一部を延長する形)して挑戦してみました。一定速度を長い距離走る方が燃費の数値があがる事は経験的に実感していましたので、距離を伸ばす作戦をとった訳です。しかし、距離は長くなった分、信号や一時停止箇所が増えたためか、燃費は15.5km/L程度で、16.2km/Lの自己記録を超える事はできません。そのため正式記録には加えず、報告いたしませんでした。
10月1日 何とか自己記録を超える事はできないのかと思案する中で、随想さんが、一定ルートを何周かする周回コースでチャレンジした情報に接し、最後は周回コースでチャレンジしてみようと決め、平坦で信号がなく、一時停止が一カ所だけの1周11.7kmのコースを設定し、5周する事にいたしました。
その上で、マニュアルモードで、シフトも極力「6速」で走行する事を心掛け、出された結果が、今回の優勝となった記録17.1km/L(達成率167.6%)です。周回を重ねる度に、0.1kmずつ平均燃費が確実に伸びていくのを眺めながら、驚きの連続です。なんせ17km/Lを超えたのですから。
残り200mくらいでスタート地点に到達する最後の四つ角を曲がったところで17.1km/Lを指したので、その時はアクセルペダルに殆ど足が乗っていなかったのではないでしょうか。惰性だけで、だんだんスピードが落ちていく状況です。これも、殆どクルマの往来のないところだからできた事でした。
10月13日 気が向いて、1回で終わろうと考えていたパレットによるチャレンジをもう1度してみようと考え、これも周回コースで行い、22.1km/L(
達成率122.8%)の記録を達成、やはり、運転技術ではなく、コース設定が大きな要因になると確信したのでした。
以上が、わたしのSAI CUP 2014チャレンジとその関連走行の全記録です。合計8回走行しました。皆さんがチャレンジするチャンスをなかなかとれなかったというのに・・・・・・・・・・。
暇なんです。
自分のクルマの底力を見せられた思いですが、一つ気になることがあります。それは、17.1km/Lを出した時には、殆どシフトチェンジしないで「6速」のまま走行しました。一時停止のところでは流石に「3速」から発進しましたが、優先側から左折する交差点では、減速して時速15kmくらいに減速してもシフトは「6速」のままで走りました。マニュアル車を運転していた時の印象では、トップに入れたまま減速した状態からスピードを上げようとすると、ノッキングしそうになる経験をしていますから、その恐れを抱いていましたが、実際には、オートマで走っている時の様にスムーズに加速していくのです。今は、このコンテストと関係なくマニュアルモード走行になれ、殆どそれで走っていますが、たまに信号で停止した状態から発進する時に、シフトダウンする事を忘れてアクセルにテンションをかけても、オートマの時と同じ様にスムーズに発進してくれるのです。そうであるならば、いつも6速固定で運転したら燃費は随分良くなるのではないかと思いますが、エンジンなどへの負担はどうなのか。このクルマと長く大事につき合っていこうと考えていますので、その点の疑問がついて回ります。
みなさん、どうお考えになりますか?
本当は、まったく考えもしないでチャレンジしたこのコンテストで、優勝という結果になりましたので、総括とは大げさですが、わたしの活動の記録を振り返りました。
Horibonpapa実行委員長から賞状が届けられました。すごいね。芸が細かい。
注文つけるとすれば、賞状の「SAI CUP実行委員会」名の1行下に、「委員長 horibonpapa」と代表者名が入っている方がいい様に思いました。
horibonpapaです。
今回は、SAI CUP 2014 優勝おめでとうございました。
また、ご参加いただき、ありがとうございました。
SAI CUP 2014 の総括していただいたのですね。
チャレンジ開始前には、予行演習でも走行されたいましたよね。
それも含めて、北のはげおやじさんが一番熱心に取り組まれたのではないでしょうか?
それも優勝につながった要因だと思います。
前回のSAI CUP(2年前)の時は、全車SAI前期型だったので、
絶対燃費で競えばよかったのですが、
SAIオーナーさんも、クラウン等に乗り換えられた方もおられ、車種間の差をどうするか。
そこで、燃費達成率で競おうということに。
それを、GAZOOブロガーさんに呼びかけて、いろんな車で競えばまた面白いのではないかと
それがきっかけですね。
お声かけさせていただいた多くの方にご参加頂けたので、
このコンテストも盛り上がったものと思います。
色々な車種にご参加頂けたので、面白い結果も見れたのではないでしょうか。
トップ3は、ガソリン車が独占。
今回、一般的に燃費は不利とみられますミニバンが健闘しました。
SAIも健闘しましたが、HV車の限界?
GAOさん(SAI後期型:ESPO1位)、
一年生さん(ヴェルファイアHV:ESPOトップ10以内)をもってしても
3位以内に入れませんでした。
来年の事は、鬼が笑いますかね・・・
一応素案はありますが、まだ問題点がありますので皆さんにご意見等伺いながら
煮詰めていきたいと思います。
賞状の件は、期間終了前から、あれこれ素材を探して準備していました。
良い無料の素材がありましたので、それなりに仕上がったと、自己満足しています。(笑)
ハンコも、フリーソフトで角印のできるもの、字体は印鑑に使われる字体を探しました。
お金をかけず、少し手間ですが、テンプレートが出来れば、後は早かったです。
ただ入力ミスがあるので、何回も照合して修正しました。(笑)
注文の件ですね・・・
一般的に賞状には代表者名を入れるので少し迷いました。
一旦名前を入れてみたりしたのですが・・・
結局、私の名前が皆さんの賞状に
記載されるとなると、おこがましいので止めました。
SAI CUP優勝おめでとうございました!
するどいご考察で ブログ拝見される方にとっては 参考になると思います。
私の住む地域では あおり運転が酷いため
怖くてTNPは出来にくいですが 機会あれば私も 最高で
どれくらい伸びるか またチャレンジしてみたいですね!
ハイブリッド車には有利と思われる 暖機運転後OK
バッテリーをスタートで多くため
ゴール近くではなるべく使い込むと言うことをしても
ガソリン車に達成率ではかないませんでした。
しかし燃費自体はハイブリッド車の方がやはりいいんだと言うことも
確認でき少しホッとしました。
6速固定の発進
でもある程度スムーズに発信できるのは確かに不思議ですね
どうなってるんでしょう?
ミッション車ではそうはいかないですよね。
賞状に代表者名を入れる事に関して
「結局、私の名前が皆さんの賞状に
記載されるとなると、おこがましいので止めました。」
多分、そうなんだろうなと推測していました。
実行委員会の代表者とそのとりまとめをする事務局
担当者が別の方だったら、そんな躊躇いなく、代表者
名を入れたと思いますが。(その方が賞状としては
格好いい)
papaさんの気持ちもよく理解できます。(笑)
本当にまとめ役、お疲れさまでした。
どなたか、papaさんを慰労してあげてくださ〜い。
SAIカップ優勝おめでとうございます。
クラウン4駆で検討されて良かったですね、一時はHVと悩まれてましたが・・・
次回はSAI軍団・・・頑張ります。(笑)
このようなコンテストでいい成績を上げる為には、
クルマの往来が少なく、他のクルマの走行に余り
気をつけなくても良いところですることが必要です
よね。
その点でも、わたしのところは恵まれていました。
直噴エンジンのため、低速でもトルクフルな走りを
できる様になったというようなコメントをいただ
いた事があります。
本当にそんな実感を持ちました。
わたしの実燃費は最下位の方でした。
わたしの達成燃費の倍以上の方もおられるのに、
優勝なんでおこがましいのですが・・・・・・・・・。
自分のクルマのポテンシャルを実感しました。
この経験を通じて、マイカーが尚更好きになりました。(笑)
SAI CUP初代優勝おめでとうございます。(^_^)/
papaさん、次回もよろしくお願いします。(^^)
6速発進の件、たぶん1速~6速をクルマが選んで発進しています。
確か、停止後はクルマが勝手にローギアにする仕様だったと、、、
クラウンもスノーモードありましたよね?
スノーモードの時は2速発進だと思いますが、通常は1速からの発進だと思います。
シフトチェンジは学習機能があれば、運転者の意図を察して早めのシフトアップをするかもしれませんが、、、
確認はしていませんので、私の思い込みかもしれませんが、(^_^)ゞ
マニュアルモードでシフトを選択しても、
クルマが勝手に状況に応じたシフトを選んで
シフトチェンジする様になっているのですか?
それなら、「6速」にしたままでも問題ないですよね。
マニュアルモードで発進する時のシフトは「3速」に
していますが、まったく問題ありません。
「2速」にする必要はないように感じています。