夕焼け
夕焼けの色、暗から明の滑らかさはまだデジタルよりもフィルムに一日の長があるように見えます。
映画「春を背負って」を観てきましたが、最初の絵が出た瞬間から、あーフィルムだという雰囲気。立山からの夕日と富山湾の海岸線が見える絵はとても印象的でした。
最近のシネコンに映写機があるとは思えないので、フィルムをデジタルに変換した映像を見ているかと思います(私の写真と同じく。)が、映写機の透過光で直接観てみたいですね。
実際にリバーサルフィルムをデジタルに変換してPCで見る絵は空気感が失われ、すさまじく劣化した絵に見えます。フィルムを透過光でルーペで眺めるとあたかもその場にいるかのような錯覚を覚えるほどの空気感が捉えられています。