Canon F-1 修理完了
巻き上げに不具合がありましたが、部品の移植で、修理完了です。ショックによるパーツの変形がありました。変形を直せば、そのパーツも使えるので、ストックしておきます。外装も換えてしまったので、シリアルナンバーも変わってしまいました。
Canon F-1は、当時のキャノンが相当気合を入れて作ったもので、テストの際、人手によって10万回シャッターを切ったとか、使用可能な温度環境も-30℃~60℃としたとか。現行のカメラはバッテリーの性能に依存するのでしょうけど、せいぜい0℃でしょう。また、「向こう10年は不変」というコンセプトだったらしい。実際にそのとおりで、F-1が1971年に発売され、次のNew F-1が1981年です。同じF-1ですが、別物のカメラです。