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テレビ用のスピーカー。今までは、テレビのサイドに普通のスピーカーを配置していましたが、もっと省スペースに。テレビ置台を兼ねるスピーカーシステム。左右分ける必要もないので、1つの箱で左右2ch。多チャンネルのシステムには興味ないので、これだけです。ユニットは、10年以上使っているFE103E。TVにはこれほどいいユニットを使う必要もないですが、手持ちがこれなので。といっても、磁気回路が強く、低音が出しにくいユニットなので、設計は苦労します。エンクロージャー(箱)の形式は、バスレフ型。バスレフの開口を裏に持っていき、有効容量は1つのユニットあたり、9リットルぐらい。人の声を明瞭にという目的があったので、その点は十分成果を出しています。テレビが液晶になってから、テレビの構造が薄くなって、メーカーの音響の技術者は苦労してるんでしょうね。小さい箱で作るスピーカーは難しいから。実際市販されている同様のスピーカー(サウンドバー)はテレビの前面に置くタイプですが、やはり小さく、低音を補完するために、サブウーファー(スーパーウーファー)とセットになっていたりしますね。今度はサブウーファーの置き場所に悩むことになりそう。このスピーカーでは、好みにもよりますが、サブウーファーは不要です。
設計時に、関数電卓の電池が切れていて困る。。。ルートやべき乗の計算等はやはり関数電卓。手計算では無理です。