仮に完成
とりあえず、配線も長いまま接続して実装が終わりました。よって配線がぐちゃぐちゃになったままです。
ここから、音を出す前にもうひと作業。まずは、目で見て回路を追って、間違いが無いかチェック。電源を入れて、ヒューズが飛んでないか、やはり、見て・聴いて・感じて、、、と救急法のように五感を使います。250V以上の高い電圧がかかっていますので、危険です。チェックは入念に。
といいつつ、電源回路を作った時点で真空管のヒーターのテスト(ちゃんとオレンジ色になって暖まるか?)をチェックしたところ、大きな容量のコンデンサが実装されている電源回路にも電気を通してしまいました。コンデンサは蓄電しますので、ショートさせると一気に電気が流れて感電の恐れがあります。かといって、意図的にショートさせてもバチッ!と来るので、怖いです。よってコンデンサに電気を入れてしまうと、それ以上触れなくなってしまう。。。急遽、抵抗に電線をつけて、バチッとこないようにしてコンデンサを放電してまわり、その後の作業をしました。
それから、各部の電圧の測定。設計値と照らし合わせてちゃんと動作しているかを確認します。
普通は設計値から大きく外れることはありませんが、このアンプは予想以上にずれていました。設計時に真空管の特性のグラフから動作する電圧や電流値を決めます(ロードラインを引くという。)が、この設計値と実際の動作点とは若干異なるようです。でもいい方向に違っていました。
一通りチェックして、結果OK!
次は音出しチェックです。