真空管アンプ製作途中経過
パーツを実装しています。写真の部分は電源回路。今回使う真空管に必要な電圧値に対して手持ちの電源トランスの電圧が高いため、大きな抵抗(白くて長い部品)を使って大きく電圧を落とします。また、抵抗とコンデンサ(円筒状のもの)で作るフィルター回路と整流用の真空管で交流をきれいな直流に変えます。できればこのような大きな抵抗は発熱が大きいので使いたくない。使うとしてもなるべく発熱しないように定格の大きいものに。今回は、左・右の各チャンネル毎に電源回路を分割し、それぞれの抵抗に持たせる損失(≒発熱)を分散しました。また、電源回路を分けることで、チャンネルセパレーション(左右がきれいに分割されているか? 混信がないか?)がよくなり、結果として音質がよく、アンプの品位にも影響します。