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山遊び・海遊びやカメラ・写真、星、電子工作(真空管・スピーカー等)の記事を中心にブログに掲載しています
南竹 成己

フィルム現像・暗室作業

2012年06月28日 | インポート
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現像が終わったフィルムを干しているところ。乾燥は現像の工程の中でとても気を使うところで、水滴のふき取りでのフィルム面の傷や乾燥中にホコリが付着しないように注意しなければなりません。最近のカラーネガを現像してくれるお店はそういう知識がないところが多くてフィルムの扱いがとても悪く、現像から帰ってくると傷やホコリがついていることがよくあります。写真の専門店なのにブローニーって何??スリーブ、マウントって?・・・というレベルですからね。。。ちゃんと社員教育やってください。自分で現像すればそういうことはありませんが、将来の写真家を養成する写真の専門学校ではフィルムの扱い方を教えているのだろうか??と思っていたところでカリキュラムを調べてみると、ちゃんと授業でフィルムの現像や暗室作業もやっているようです。入学説明にフィルム、現像、プリントに月10,000円~30,000円かかるという記述もありますので、結構な本数を消費していることにになります。ちなみに私のモノクロフィルムのコストは100ft缶のフィルムを使って、自家現像すると36枚撮り1本と現像までで約400円。月に4,5本程度消費します。月に2,000円弱ぐらいでしょうか。赤いセーフライトの下で印画紙に浮き上がる画像を見て感動することも写真の楽しみだし、薬品、液温、時間で微妙に変わる気難しいフィルムを扱うのも写真の楽しみでもあります。ずっとこういう文化は大事にしていってほしいですね。

Nikon F3P + NIKKOR-S Auto 50mm F1.4 (FUJICOLOR 100)


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