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山遊び・海遊びやカメラ・写真、星、電子工作(真空管・スピーカー等)の記事を中心にブログに掲載しています
南竹 成己

7月7日

2012年07月07日 | インポート
02t
天の川(いて座付近)
今日の夜は晴れそうな感じですが、雨上がりで星の観察には向かないかな??星を観察する趣味は小学4年生から。Canon FTb+FD50mmF1.4で星野写真を撮ってました。今もその時の機材を改良しながらこの写真のようなリバーサルフィルムで手動ガイドによる星野写真を続けています。赤道儀の極軸望遠鏡は1996年までの指標しかありませんが、勘で極軸を導入しています。北極星は地球の回転軸上からわずかにずれており、望遠鏡の回転軸を北極星に合わせても長時間露光する撮影をすると、影響が出ます。勘で極軸を導入しても50mmレンズで15分程度の露光では影響なし。数年前までは天文年間からちゃんと計算して極軸の位置を求めてましたが、めんどくさい。。。これは年々ずれていくので、今の時点で”北極星”と呼ばれている星が、本来の意味の”北極星”でなくなる日が来ます。小学生のころ(1980年代)は1996年なんてずっと先のことと思っていたのですが。。。

最新のフジフイルムのNEOPAN ACROS等モノクロフィルムが特に性能がよく、フィルム特有の露光時間に比例して感度が低下する性質が従来のフィルムよりも少なく星を撮るのに適しています。てことで今年の夏はNEOPAN ACROSを数本用意して、8月中旬から星を撮るつもり。7月の星空は湿度が高く、あまりいい夜空に恵まれません。写真の天の川は5月に撮影したもの。夏の星座は春のスッキリした夜空でしかも夜半過ぎに眺めるのがベストですね。




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
やはり星空フィルムで撮ると自然ですね。フィルム... (なる)
2012-07-08 07:27:18
やはり星空フィルムで撮ると自然ですね。フィルムは、今は亡きコダックのE200です。最近はPROVIA 400Xですよ。増感してもいい感じですよ。
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いやぁ、こういうのを見てしまうと、ホントに銀塩... (テルテル)
2012-07-07 17:22:30
いやぁ、こういうのを見てしまうと、ホントに銀塩カメラを買い直そうかと思ってしまいますね。毎回書いてる様な気がしますが(笑)
それ以上に空の透明度が違い過ぎるので、大阪で撮れるのかなぁ。

フィルムは PROVIA 400 X ですか?唯一残ってるF3で、ちょっと撮ってみようかと思ってます。
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