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山遊び・海遊びやカメラ・写真、星、電子工作(真空管・スピーカー等)の記事を中心にブログに掲載しています
南竹 成己

気象を学ぶ

2014年07月27日 | インポート
P8140033
発達できる最大高度まで達した積乱雲 
それ以上に発達ができない積乱雲のトップは写真のように、横に広がるしかありません。

鹿児島・錦江湾口 硫黄島付近

雲が発達できる高度は最大でも1万メートル。それ以上(成層圏)では大気の擾乱(じょうらん)は起こりません。

その地表から成層圏までの狭い範囲を理解するためには、それ以上の電離層や、さらに太陽の様子まで。地表で言うと、大きな大気の対流は、海やヒマラヤなどの高い山の影響を強く受けています。さらに写真のような小さな積乱雲の発達を理解するには中・小規模の擾乱を理解する必要、さらに細かい地形的な要素(強制モード)があり、大から小まで様々なスケールを取り扱うことになります。

お天気の科学、おもしろいですね。

今日は霧島山岳会・山の気象講座 ちょうど猛烈な暑さなので、この時の大気の状態はどうなの??と疑問をもちつつ学びましょう。

座学の後は、クライミング。

クライミングだけでの参加希望者がおられましたら、15:00以降、自然の家へ。







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