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夏の工作
設計が終わり、回路図も描き、部品が揃いましたので、製作開始します。この夏は真空管アンプが2台、ラジオが2台。
真空管アンプはミニアンプや真空管の増幅回路を定電流バイアスにする実験に使っていた機材を再利用して、オーソドックスなシングルアンプを作り、昨年作った音場型スピーカーとセットで納品。それと、モノラルのシングルアンプ2台1組。結構ヘビーなアンプになります。1組15キロぐらいか。
ラジオも依頼されて製作するもの。ただし、真空管で受信する回路を作るには、部品が手に入りにくい(バリコンやコイル)うえに、高価になることから、その部分は、半導体で作り、低周波増幅回路(アンプ、使用する真空管は1本のみ)を真空管を使った増幅回路とするハイブリッド式。これならば、完全な真空管式ではないものの、簡単に高感度な受信機も得られ、真空管らしい音も得られるはず!? とりあえず、実験済みなので、設計を詰めました。