たそがれおじさんのぐうたら人生(TOGZ) 

「とかち」をこよなく愛するおじさんが自転車で巡る十勝野風景を発信(晩秋の日高山脈11/8)

ナイタイ高原小旅行

2011年07月07日 | 自転車

 2度目になるナイタイ高原へ行ってきました。今日は、奥さんもナイタイ高原へ行くと言うので、サポートを兼ねてもらい、夫婦水入らず?(水は大量にほしかった)のナイタイ高原小旅行としました。帰りには「亀の子温泉」に行く予定も立てて出発です。

8:25、自宅を出発。奥さんとは11:30頃ナイタイ高原展望台で落ち合う予定です。

出発間もないゴルフ場横の堤防からの今日の天気。気温もぐんぐん上がりそうな暖かさです。雲なんかも真綿のようです。正面奥は日高山脈。

                           

音更町に入り、周りの農業景観も気になり始めました。やっぱりこの時期、イモの花です。

                           

音更町から士幌町に入るくらいでの小麦畑です。何か前より色づいたと思いませんか。こんな天気が続けば実入りもバッチリなんですが。上のイモ畑も同じですが、畑の先には雲と、その下には日高山脈が見えます。日高山脈にこだわるのはおじさんDNAのせいかもしれません。

                           

10:30ころは上士幌町に入っていて、ナイタイ高原も間もなく視界に入ろうとしています。苦手なヒルクライムの癖に何かウキウキしてきます。前回、好印象を持ってしまったおじさんですから....。

                           

ちんたらライディングのナイタイ高原小旅行。高原展望台の入口に着きました。前回TBPの仲間ときた時は、このゲートスタートは1時間46分30秒となっていましたが、今日のメーターは2時間11分50秒を示していました。前回よりも25分20秒も遅く着いたということ。やっぱり甘えがあるなぁ。それに今日は汗だく。

心拍が100に近づいたのを見計らって、スタート!

今日は周りも景色は目の中に写すだけにし、気をぬかずに上りました。前回はダンシングもしましたが、今日はシッティングを主として高原レストランが見えたところでダンシングでゴールしました。サイクルコンピューターは2時間42分57秒を指していました。

今日は、31分07秒。前回が32分50秒でしたから、少しはましです。決戦用タイヤや自宅からでなくゲートから直接スタートしたとしたら、30分台も夢ではないかも。年齢と目標は反比例するのです。年齢が高くなるほど目標は低くなるというわけ。またまた自分に甘いおじさんです。

おじさんが着いて1分と経たないうちに奥さんが着きました。絶妙のア、ウンです。早速、到着記念のシャッターをお願いしました。十勝の大地を征服したような気分です。

                           

ヒルクライムが苦手なおじさんですが、このナイタイ高原は苦手であっても来たくなる景観の魅力があります。別格です。

今日の十勝平野と空です。威勢のいい雲も湧き始めています。

                           

高原レストランで軽食をとり、水をガブガブとり(今日は自宅から頂上まで一度もトイレタイムを取らなくてもよいほど、取った水分は汗に回ってくれました)、小1時間ほど休憩と景観を楽しみました。

レストランで出会った人で、名古屋市のNさんという方がいました。この方は、2ヶ月間ほど北海道をブラブラとし、合間に行われる北海道で開催のプロゴルフを観戦すると言っていました。応援している女子プロもいるようです。

Nさんといろいろ話しながら、外での延長戦をしていたところに、士幌町のポン友(と言ってもおじさんより7つも先輩です)TNさんがやってきました。Oakwayではいつもすれ違いばかりでしたが、こんなところで会えるとは。今日はゲートまで乗用車で来て、ヒルクライムとのことです。8月7日に向けてのトレーニングのようです。

ということで、名古屋市のN さん、士幌のTNさんとの出会いの記念にそれぞれ1枚。

                           

                           

皆さんともここで別れ。おじさんは、自転車で亀の子温泉を目指します。下りは、前回Rocinanteさんに教えてもらったゲートまでのスポットを奥さんにも紹介しました。高原の中間から見るナイタイの牧場と十勝平野。そして、下の1枚のツリーハウス。

                           

今日もナイタイ高原の中で、存在感を示していました。ここからのツリーハウスもいいけど、前回来た時に、ここもいいなあと思っていたところがあったので、今日はそこからも紹介します。下かろ丘を見上げるような所からのツリーハウス。ここもおじさんとしては気に入っています。左はじです。

                           

ツリーハウスを出てすぐの切通しが、一面黄色くなっていました。帰って調べたらキク科のイワニガナかなと思います。流れる雲もなんか忙しそうに見えます。

                           

ゲートからも下り基調で「亀の子」温泉入口まで一気に着きました。橋の手前で左折し、目的地を目指しました。ここからはほぼ上り基調になりました。表示を頼りに進んで行きますがなかなか着きません。そのうちに、後ろにいるはずの奥さんも行方不明。

前方から来たダンプを止めて、聞いたところこの道を進めばよいとのこと。聞いた道を進んで行くと、やがて「亀の子温泉」の大きな看板が見えました。その下には「休業中」の文字。ガクッ。温泉に入れると思ってきたのにぃ~。間もなく、看板の向こう先から奥さんの車も見えてきて、「なんか、やっていないみたいだよ」とのこと。

おくさん、「車に自転車を積んで行こう」と提案。しかし、上り基調でやっとたどり着いたのにここで終わりでは悔いが残ります。せめて、橋の手前までということで、今日のライディング最後を下り基調で締めくくりました。

今日の小旅行は、ナイタイ高原と亀の子温泉ですから、目的は半分になります。ここも悔いが残ることではもったいない。ならば、士幌の「緑風荘」に行こう、ということで決着。移動の時間こそあれ、ゆったりと温泉につかって、帰路につきました。

音更に入って昭和地区を通っていたところ、もうすっかり色づいた小麦があるではありませんか。車を止めて写真におさめようとよく見たら、小麦ではありません。きっと大麦でしょう。食料にするのか、ビールの原料にするのか。左端にはもっと丈の高い穂の出た麦もありました。

                           

車は、十勝川温泉まで帰ってきました。明日の天気予報は雨。何かそんな雰囲気を感じさせる雲がウロウロし始めています。

                           

朝出たときとは、空の表情は別物です。

今日の走行距離86.39km    AV24.0km/h    MAX61.5km/h