あちらこちらで大雪の報。
十勝は朝から穏やかに過ぎる一日でした。
午前散歩は、タンチョウ観察を兼ねて
10時過ぎに出発。
10:30現在の気温は-2℃でした。
風もほとんどなく、
直射日光が勝り、
ポカポカ陽気。
どうかな会えるかな?
小麦畑にはハクチョウは見えるけど...。
ウム、右の林の近くにタンチョウらしき姿。
居るいる...。
6羽確認できました。
近づくために幹線の歩道にやって来ました。
今日も東大雪はウペペサンケも見えます。
タンチョウを見てみましょう。
エッ 右から2羽目に足環が光る!
足環193♀が来ているのかな?
思いっきりズームして確認!
足環448?
これって、サロベツ原野で夏場を過ごすつがいです!
そうかい今年もここに越冬でやってきたんだ。
今年もこうしてここらあたりで越冬地として訪れたようです。
ありがとう!本当にありがとう!
予想では多分、十勝川をねぐらにしているタンチョウたちと一緒では?
(足環193♀も同じあたりをねぐらにしているのでは?)
6羽いましたが、
こちらの越冬地のねぐらで出合った仲間でしょう。
夢中で観察・撮影をしていました。
ふと歩道を見たら、
大きなズームレンズをつけてタンチョウを撮っているお方。
容姿で直感的に分かりました。
札幌のタンチョウ研究所代表のMさんです。
(Mさんのお父さんはタンチョウ研究者として著名なお方です)
釧路で用を済ませ、
移動中だそうです。
タイミングのいいときに訪問出来たようですね。
ここの場所で2度目の出逢いです。
専門家の情報が聞きたくて訊きたくて...。
お話させていただいていいですか?
いいですよと応じてくださいました。
ほぼ1時間、
タンチョウの分布現状、
これからの生息拡大、
あれやこれやと伺いました。
専門的なことは十分理解できていないこともあるので、
省略。
その他印象に残ったことで...。
■タンチョウはほぼ全道的に生息域を広げていること。
■ほとんど確認されていないのは、道南地区らしい。
話を聞く間にタンチョウが飛び立ちました。
4羽は南方面へ、
2羽は東方面へ移動。
■道南では営巣する環境(湿原など)が今のところ確認できていない。
■道南でタンチョウが営巣し生息するようになったら、
本州方面へ飛来する足掛かりになるのでは?とか。
■タンチョウのつがいで、♂♀判断の一方法は?
・♂が先に鳴く(クワ―ッと1回)
・続いて♀が鳴く(クワ―ッ、クワーッと2回)
※♀が先に鳴くこともあるが、2回鳴く
1時間、いろいろお話ありがとうございました。
Mさんありがとうございました!
今日はテリトリーをショートカットで、
9号の農道を歩きました。
乾いた大地と東大雪。
白く見えるのはウペペサンケ。
農道わきには2羽のタンチョウがいました。
さっき東方面に飛び立ったタンチョウがここに来ていたようです。
さらに道路を挟んで東に2羽のタンチョウ。
今日はタンチョウ8羽が近くに来ていました。
久しぶりのシジュウカラ
身体ポカポカでタンチョウ観察散歩、
終了。
帰ってきて、
サロベツ湿原センターに電話しました。
こちらで見かけた報告をし、
足環448に関する情報などをいただきました。
足環193♀に続いて、
足環448♀(血液検査をしたら♀だったということでした)
以後も午前の観察に心しようとの思いです。
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