たそがれおじさんのぐうたら人生(TOGZ) 

「とかち」をこよなく愛するおじさんが自転車で巡る十勝野風景を発信(晩秋の日高山脈11/8)

来た!!! やって来たんですよ!足環193♀のタンチョウが

2024年12月12日 | 野鳥

昨日ブログで記録しました

足環193♀の話題

 

昨日、枝幸町の坂本さん(ご本人、実名使用了解)からのメッセージ。

「7日に確認以降、確認できなくなったので、十勝に向かっているかも」

こんな趣旨で連絡があり、

何回か見回りしていました。

 

今朝も9時過ぎに例年現われる場所を見たら...。

タンチョウが2羽いました。

通年ここらあたりに現れるタンチョウかな?

足環193♀はここ2年間は1羽だけなので、

違うよな...。

と思いつつも動きを観察していたら、

1羽のタンチョウの脚がキラキラ。

足環をつけている!

 

もしかしたら、サロベツ原野からのタンチョウか?

急いで自宅に戻り、ズームに強い?コンデジを取りに行きました。

左側のタンチョウに間違いなく足環がついています。

 

タンチョウ研究保護グループの資料では、

193は足環が右脚についていることになっています。

 

このタンチョウも右脚に足環がついています。

でも、待てよ。

足環193♀は孤独の1羽暮らしなのです。

 

一方、2羽であることにこだわったものですから、

サロベツ原野のタンチョウの標識の場所についても調べたところ、

標識はすべて左脚になっているのです。

 

不思議だな...?

改めて撮って、トリミングしてみました。

ら...アララㇻ...

193だッ!!!

右脚でも左脚でもどうでもよくなっていました(笑)

 

足環193♀でした!!

 

今年もやってきたんだね!!!

感謝、感激!!!

 

大急ぎで自宅に戻り、

枝幸の坂本さんに電話で直接報告させていただきました。

 

坂本さん、気になっていたのでしょう。

つきましたか!と安どの様子(を感じました)。

 

会話の中で分かったことがあります。

2羽(つがい?)になっていたことについて話したら、

 

一緒に行ったんですね。

実は、こちら(枝幸町)にやってきてまもなく、

2羽で過ごすようになったのです。

最初は小競り合いもしていたようですが、

まもなく仲良くなったようです。

 

ただ、連れ合いが♂か♀かは不明だとか。

場合によっては、かつて育てた子どもかも?

(真偽のほどは来春、営巣行動があるかどうか)

 

今年もやってきた足環193♀。

つがいかどうかは不明ですが、

孤独ではなくなったのかと思うと一安心。

おじさん心...。

 

昨日の今日なので、

あまりにもでき過ぎたドラマだな...。

籠りがちなこの頃に、

外に出る機会ができました。

 

坂本さん、まったくいいタイミングでご連絡いただき、

ありがとうございました!!



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (飯田由美子)
2024-12-13 00:49:20
やって来ましたね。親子なのか再婚したのか、お一羽様じゃなかったのは驚きですね。あたたかく見守ってもらってるのを足環193タンチョウはきっと感じてると思います。今後の様子、楽しみにしています。
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Unknown (たからひかり)
2024-12-13 14:09:20
こんにちは。
私も、足環193の丹頂は元気なのかなと心配していましたところ
何と、ひとりぼっちではなくペアで来たのですね!
もう寂しくないですね。
本当に良かったと安心しました。
感動です。
返信する
TGOZさんこんにちは (ガーベラ)
2024-12-13 14:12:32
あのタンチョウがやって来たのですね。
昨冬3羽のタンチョウの内一つの番の側で
寂しそうにしていた(此方が思っただけかも知れませんが)
193の足輪を付けたタンチョウが不憫でした。

番でやって来るとは感激です。
今冬其方で過ごし繁殖 来年には子供を連れてやって来るかも知れませんね。
道内でタンチョウの移動サイクルが確立しているように思えます。
返信する
Unknown (TOGZ)
2024-12-13 21:39:34
>飯田由美子 さんへ

こんにちは。
足環193♀、
やって来ましたよ。
出合って9年連続当地にやって来ます。
エサはほとんどないのですけど、
習性なのですかね。
それともあいさつに訪れたのでしょうか?

春までの様子、見守りたいと思います。
返信する
Unknown (TOGZ)
2024-12-13 22:42:46
>たからひかり さんへ

こんにちは。
オホーツク地方も根雪になりそうなのですね。
斜里・海別・知床連山、
いつも魅せられています。

足環193♀やサロベツのタンチョウたち、
たからひかりさんにも気にかけていただき
感謝です。
私のタンチョウではないのですが、
毎年、律儀ににやって来る姿を見ると、
私に会いに来てくれるのかとの錯覚に陥ってしまいます。

この2年間、連れ添いのオスが亡くなって、
とても寂しかったと思っていました。
今年は思いがけず2羽連れで現われたので、
本当に嬉しかったです。
お相手のタンチョウが雄であったら、
来年の営巣に期待ができるのですが。
枝幸の坂本農場さんのところへ現れるので、
連絡を取りながら様子を見守ります。

これからも足環193♀への応援、
よろしくお願いします。

鶴見台のタンチョウたち壮観ですね!

時々登場の副住職さん
かん太さん・真生さんにもよろしくです。
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Unknown (TOGZ)
2024-12-13 23:39:50
>ガーベラ さんへ

こんにちは。
日本列島、冷蔵庫状態ですが、
瀬戸内・豊後水道辺りも寒さの影響はあるのでしょうか。

足環193♀について、
昨年の出合いは、
つがいの2羽の近くで1羽だけで寂しそうにしていました。
ガーベラさんの思いと同じく、不憫に感じていました。
ガーベラさんのコメントで思い出しました。
ありがとうございます。

9シーズン目の今年の出合いは、
枝幸にお住まいの坂本さんからの連絡があり、
間髪を入れずにやってきたり、
2羽連れでやってきたりと
嬉しい限りの出会いとなりました!

願わくば、連れが雄であってほしいことと、
来年は営巣・抱卵・誕生と繋がってほしいところです。

タンチョウの生息範囲も道内のあちらこちらに広がっています。
釧路・根室・十勝はもとより、
今は勇払(宗谷)、枝幸(オホーツク)、
長沼町(空知)、勇払原野や厚真町など(胆振)で繁殖が行われています。

明治の北海道開拓以前は、
道内の広い範囲に生息していたタンチョウですので、
環境が整えば全道はもとより、
全国的に生息は可能になります。
(私見ですけど)

タンチョウも集団が大きくなると
鳥インフルエンザなどの感染拡大のリスクが高まることから、
生息域を分散させ広域化することが、
保護のためにもなると聞いています。

タンチョウ193♀のおかげで
生活にもメリハリがつきます!
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