たそがれおじさんのぐうたら人生(TOGZ) 

「とかち」をこよなく愛するおじさんが自転車で巡る十勝野風景を発信(晩秋の日高山脈11/8)

春の空にしては

2011年03月24日 | 日記

十勝の昨日は、低気圧と寒気が入り込んで空もまだまだ春には遠いようでした。

午後遅くの会議に行く途中、北東側の空には、厚い雲と雪が地面に降りかかっているような雲がありました「空の名前」の本では、何となく雪時雨のような気がします。

                      

会議が終わっての帰り道、来たときの北東側には夕陽に染まった厚い雲がありました。寒気の中でできるこの雲はなんていうのかな。何か存在感がありました。

                    

一方、西の空は雪が舞い降りているような雲が広がっていました。層雲と層積雲が入り混じっているような気がします。

                    

上の雲と夕日のコントラストが素敵だったもので、横道に入って少し拡大して詳しく見ました。スプレーをかけたような雲が地面に流れているようでした。

                            

十勝の中でもおじさんの住んでいる頭の上の空は、相変わらず澄み切っています。

昨日も周りの雲は春を感じさせてくれません。おじさんがイメージする春の雲は、プッカポッカと浮かぶ軽めの雲です。

そう、空を眺めるとなぜか心が落ち着きます。


取材

2011年03月21日 | 自転車

今日、oakwayでFさんが初めてビンディングの取り付けと、その後講習もあるとの誘いをもらいました。合わせてヒロセフレームでつくったOさんがバイクの調整を兼ねてoakwayに行くとのこと。Oさんは自宅から行くので、ライディングで一緒しませんかなんて言われると、もうたまりません。でも、おじさん今日は町の青少年関係の表彰式があり、朝から仕事です。

おじさんの仕事は前半なので、ライディングは叶わなかったけれど、前半の仕事が終わった後すぐoakwayへ向かいました。出発前に武藤氏に携帯を入れたら、時間的にはまだまだOKということでした。

着いたら、すぐOさんのヒロセフフレームバイクが目に飛び込んできました。クラッシックなスタイルでパールホワイトカラーが一層の重厚さを感じさせてくれる逸品です。

工房内ではFさんのビンディングの取り付けが終わって調整中でした。おじさんもそうでしたが、シューズにパチッとはめこむことは一度ではマスターできないものです。Fさんは早いほうです。Fさんの調整が終わると、Oさんのワイヤー調整です。取り付け後に起こることで、おじさんもこの前マイナーチェンジ後のワイヤー調整が必要ですがこの次oakwayに来ます。

Fさん、Oさんの調整が終わるといよいよロードでの試走と講習です。おじさんは、何も持たず直行したので、急きょサポートと取材を担当しました。

というわけで、Fさん、Oさん、武藤氏による講習を追っかけました。外は気温3度。おまけに強風ときたものですから、体感温度はマイナスになっていること間違いなし。

oakwayをスタートして間もなく、剣山をバックに風を受けながら緩やかな登りを進む3人です。ぺダリングの安定感・ポジショニングを見たら、誰が武藤氏かは一目瞭然です。(Fさん、Oさん、ごめんなさい)

                      

強い風を受けながらの走行でビンディングペダルもじょじょにロードでもしっくりしてきたようです。サドルの高さは3人3様です。骨格も身長も違うからでしょう。?

                      

林の中に入って、風の大きな影響もなく、寒さはあるものと思いますが、おじさんから見ると快適なライディングを楽しんでいるように見えます。

                      

ここはほとんど追い風、おじさんの車のメーターも35KM/hから40km/hを行ったり来りです。このコースはロケーションも素晴らしいです。今度は、このロケーションの中におじさんもいることになっています。今日は取材。

                      

寒い中、20KM近い試走から戻ってきました。今回は取材ということでしたが、武藤氏から無言の講習を受けました。ありがとうございました。

戻ってから、改めてOさんのヒロセバイクを写させてもらいました。前述のとおりです。おじさんのヒロセフレームと同じDNAです。

                      

今日は写真だけでなく動画撮影もしたので、今後の参考にさせてもらいます。

 

 


十勝は暖かかったです

2011年03月20日 | 日記

1週間、めいった気分で過ごしていましたが、今日の陽気も加わって、おじさんも元気回復の兆しありです。

午前中は強い西風がビュービュー吹いていましたが、午後からは風も徐々に弱まって気温も9℃くらいになっていました。

こんな時はやっぱり外で十勝の風景を堪能することが一番です。すこしあっちこっちで春を感じてきました。

十勝川温泉からゴルフ場に抜ける道から見た日高山脈です。風があったので、空気も透明感があり日高もすっきり眺めることができました。気温も少し上がってきたのでしょう、遠くの空にはカスミ状の薄雲がかかっています。

                   

ゴルフ場の丘の道から見た東大雪の山々です。左手にヌプカウシ山、その右手にはナイタイ高原、奥には二ペソツの山々が見えます。東大雪側から眺める十勝平野は圧巻です。機会を見て皆さんにも紹介します(十勝の人は十分知っていると思いますが)。

                   

少し行くと、道路から100Mくらい離れた林にカラスがいっぱいるのが目に入ってきました。何だろうと思いデジカメを向けると、バサッと大きな羽のある鳥、この前見たあのオジロワシ、いるはいるは、10羽くらいが強い風をとらえて上空に舞い上がっていきます。ズームのあまり効かないデジカメのシャッターをバシバシ押しました。帰って見てみたら、オジロワシが映っていました。

                   

ずっと上空の1枚には、オオワシが映っていました。白い羽がまぶしかったです。今日は7羽くらいがオオワシだったように思います。

                   

林の中には、肉でもあったのではないかと思います。この時期だと、質の悪い鹿討ハンターが必要なところだけを取って残りをそのままにしていると聞いたことがあります。

十勝の内陸でも(近くには十勝川がありますし、秋には千代田堰堤付近にサケのホッチャレを狙ってオオワシ、オジロワシも来ます)見ることができるとは。


希望へ

2011年03月20日 | 日記

東北地方太平洋沖地震が起きて今日で9日目になりました。今ちょっと前、16歳の少年と80歳の女性が救出された報道がありました。まだどこかで救出を待っている人はいるのでないかと思います。

13日以降、おじさんの日記は一歩も進めることができませんでした。被災の規模が日ごとに拡がっていく様を見ていると、いたたまれません。おじさん自身も虚脱感を覚えながら、テレビの前にくぎ付け状態でした。

おじさんができることが何かあるかと考えてみましたが、義援金程度しかありません。ものを送っても届かないし、町の日赤分区長(町長)からは、物資の受け付けはしないとのことでした。その他といえば、月末に予定していた旅行をキャンセルしたことでしょうか。2月の末に旅費を支払ったばかりです。こんな状態だから行けませんと言えばよいのですが、この旅行、2年前から計画されていたものですから、断るにも勇気がいるおじさんです。そこで、こんな屁理屈をつけ断りました。道徳的心情から旅行はキャンセルさせていただきたいと思いますと。

昨日あたりから、原子力発電所の事故にも一縷の希望が持てそうな状況になってきたことや、被災者の皆さんの中から、おれたちの古里に必ず戻ってくる、自分たちががんばらなきゃなど、少しでもこの状況を改善しようという前向きな報道をたくさん見たり聞いたりする場面に出会いました。

おじさんの心情としては、何にも出来ないけれど、なんとか頑張ってほしいと言いたいのですが、当事者でないものの言い方としてこれでよいのかにこだわっていたので、悶々とした1週間を送ってきたということです。でも、被災に遭った人々の中から、「がんばるぞ」の声を聞き、おじさんも声を大きくして「がんがって下さい」といえるような気持ちになってきました。

まだまだ、災害復興に向けた段階ではありません。まずは被災された方々の心のケアや健康や安心して生活できる環境づくりが最優先ではないかと考えるおじさん心です。

前述のように、被災者の皆さんの中から前へ進もうとする力強い言葉を聞いたことが何よりでした。大変と思いますが、がんばってください。今後の復興に向けた過程は、おじさんも含めた全国民ががんばりますから。


Tokachi Bicycle Project 始動

2011年03月13日 | 自転車

Tokachi Bicycle Projectが実施したライディングに参加してきました。

朝起きたら、雪がパラパラ降っていましたが、じきにやんで、天気予報どおりの天気と気温になってきました。この天気で、おじさんの今シーズン初めての十勝でのライディングが可能になりました。9時前、マクドナルド札内店の集合場所に自宅からバイクで出発。超コンパクトギヤがどんな具合かを試すにもよい機会です。

おじさんを入れて、6名の仲間が集合し隊長のOさんが事前に送ってくださったルートナビに従って出発です。仲間がいると気分も高揚しウキウキしてきます。

スタートして間もなく、ホテル、グランビリオ前の坂で超コンパクトギヤの使い勝手が試されました。ロード初実走でいきなりの坂はいささかきついと思いましたが、さすが超コンパクトです。ケイデンスは上がりませんでしたがいい感じで上れました。この後、十勝ヒルズのある丘コースで今日の折り返し地点で仲間と合流、初ライディング記念に記念撮影をしました。

帰りは強い向かい風の中、それぞれの技量に応じてペダルを回して行きました。下の1枚は、この日参加したおじさん以外の5名の方々です。風の強さが分かります。

                     

今日のメンバーは、おじさんよりはみんなつわものです。ブルべ400KMに参加した人や東京でのグループライディングでもまれて力をつけている人、バイク歴2年といっても20Kgの減量に成功するほどペダルを踏みまくった人、マウンテンバイクなのにロードバイクにぴったりくっついてくる人など、本当にすごい人ばかりです。

これから、こんな人たちと一緒にライディングができるとは。たそがれるおじさんは、きっとみんなの足を引っ張ってしまうかも。でも、このメンバーのよいところは、それぞれの力の違いを認め合うというところかと思います。早くあのかっこいいチームジャージーで走れる気候になってほしいなあ。

坂を下ったところで合流し、市街地はみんなで1列になりゴールのマクドナルドに着きました。感想は一言、「いかった!」

解散後、残った人がマクドナルドで一服して、お互いの現況や今後の予定案など交流し別れました。

一服して、我が家に向かいましたが時間はまだ午前。このまま帰るのはもったいない天気です。(風は一層強くなってはいましたが)せっかくの超コンパクト実走ですし、一服のおかげで元気も出てきました。よぅーし、十勝が丘までいってしまえと丘を目指しました。

昨年の初ライディングは4月4日、その日に十勝が丘に行っています。その時は、足がついていかなくて、丘への坂を蛇行しながらやっと上り切った記憶があります。

今日は違いました。ケイデンスは50台に落ちましたが、直進できました。超コンパクトの実力が発揮されたものと思います。

                     

今日の走行距離は47KMと表示されていました。平均速度22KM/H、MAXは53.9KM/Hとなっていました。チームの皆さんのおかげで、楽しいライディングとなりました。