経営技法を究める: システム, デザイン, データ,機械学習

経営技法に関する雑感,エンジニアリングとマネジメントの融合
クオリティとリスクの考究,システムズ・データとAIの構成

企業の盛衰

2019-03-19 01:09:01 | 雑感
ある企業さまの盛衰を扱った本を読んでる、という具合。長期に亘る俯瞰から、その企業の特性変化を考察している、そんな内容なの。

慎重に論点を整理して、かつ一般化モデル等に照らして考察する、という精緻さは無いけど、通俗的な解釈のもとでその扱っておられる企業を知るには参考になる、という気がしているの。その一方で、どうも見方が甘い、という気も同時にして・・・。

だけど、長期で見ると、企業の盛衰って起こる、という捉え方って間違いじゃないでしょうよ。もちろん、部分で見れば、施策対応の評価も可能で、変化を見抜けないで失敗する、そんな事例って多いし。

経営の理論と実践を学ぶ、というのって、通俗的な解釈を評論する、という立場を貫くと、楽しめる、そんなことかと。要は、責任も志もなく、お気軽な世間話、そんな程度のこと。

だけど、今のこと、そして先のことに責任を持って施策に取り組む、そんな立場だと、余りにも重たくて、経営の理論と実践をむさぼる様に調べて、かつ何かを探しながらも答えが見つからずで、結局、お勉強で得た知識からオリジナルな考察を引き出して答えを自ら導く、そんなことに気づいて・・・。

お気軽じゃない生き方を選んでいるなら、潰れる前に何かをしないといけない、ということを言いただけなの。

頑張りましょう。