計算の組み立てをアレコレと考えている,そんな状態.
だけど,自分のアイデアを絞り出して,巧い結果が導ける,という説明が成り立つようにする,というのって,やはり容易じゃない,ということでしょうよ.
ココイラは,巧い結果が成り立つ,という評価が常に知られている道筋を丁寧に辿るお勉強とは違う,そんなこと.アタリ前だけど,そういったお勉強だけでは創造とは言えない,ということでもあって・・・.
そう言えば,本読みに長けているけど,オリジナルのアイデアに基づく構築を感じない,というのって,案外,少なくないでしょうよ.正確には,オリジナルを気にし過ぎて,お勉強を懸命にしているのだけど,何も結果が出てこない,という辛さに耐えながら,さらにお勉強を続けて,それでも出てこなくて・・・.
もちろん,お勉強って,才能があるかどうわからない,という不安の中で,懸命にアイデアを追う,という真摯な姿勢でもあって,必須でしょうけど,でも,どこか哀れさと辛さもあるの.そんな状態の中で,突然,アイデアが出て抜け出すことも・・・.
一方,他の方のアイデアに依存して,学問の辛苦を経ない,ということばかりしていると,アイデアを生み出す神髄を知らずに,結局,彼方此方を渡り歩くだけになって・・・.
生まれいずる悩みを大切にする,ということって,とても重要でしょうよ.