昔、トマトは野菜か果物かと討論したことを思い出します。
トマトは茄子科の植物ですから野菜ですよね。
中国人はトマトを料理によく使います。 特にトマトと卵のスープは少しお味は違っても、広い中国のどの地方に行ってもメニューに載っていて、どこのもそれなりに美味しいです。
そして、このミニトマト・・・中国語で「圣女shengnv43」と言いますが、何故にミニトマトを聖女と呼ぶのか、いまだに不明です。
最近、朝市や自由市場に旬の苺と競うようにこのミニトマトが並んで居ます。
こちらに来るまでは、あまり美味しいと思って食べたことのないミニトマトでしたが、こちらのはとても甘くて美味しいのです。
去年も取り上げたかもしれませんが、大きさも中指の先大の物から親指大、真ん丸の物から細長い物と色んな形があります。
色も真っ赤で綺麗です(写真の色は薄くなっていますが本当に真っ赤です)
料理に使うと言うより、おやつに食べます(今日も同学が学校に持って来て休憩時間に食べてました)
この点から言うと、ミニトマトは正に果物です。
トマトの栄養価はもうすでに皆さんご存知だと思いますので、割愛しますが・・・
ミニトマトと普通のトマトの成分比較
ミニトマトは栄養的にみると、普通のトマトよりもカロチン、ビタミンCが豊富です。カリウム、鉄、亜鉛などのミネラルの含有量も多くなっています。普通のトマトよりも赤みが強くて、リコピンの含有量も多くなっています。でも、味や食感は普通のトマトの方が美味しいようです。
この様にミニトマトは優れものなのです。
「味や食感は普通のトマトの方が美味しいようです。」とありますがこちらの大きいトマトは日本のトマトに比べるとあまり美味しくありません。
調べたところによると、ミニトマト4~5個で大トマト1個分くらいだそうです。
なら、私は1日に2,3個の大トマトを食べていることになります。
こちらはハウス物がないので、年中同じ野菜が店頭に並んで居るわけではありません。
特に朝市などは季節がすぐに判ります。
朝市にミニトマトが並んで居る間は思いっきり食べて元気に過ごしたいと思います