先日、中国人の相互学習のZさんから「今日から旅行に行きますので・・・」と電話があった。
「・・・お土産話を楽しみにしてるね!」と、電話を切ったが・・・
「彼女、お土産話と言う日本語を知ってたかな?」と、気になったがすぐに忘れてしまっていた。
今日の夕方、「今日旅行から帰ってきましたのでお土産を持って行きたいのですが」と電話がかかってきた。
「あっ、やっぱり気を遣わせてしまった!」と思ったが、喜んで頂きますと彼女を待った。
彼女は南京に近い、扬州yangzhou21と言う所へ行って来たそうで、何と掘りたての土付の筍と扬州名物のお漬物のセットを持って現れた。
二つ合わせると相当な重さで、汗をかきながらふうふう言っている。
「ねえ、お土産話と言う日本語知ってた?」と聞くと、やはり知らないと言う。
「御免ね! 気を使わせちゃったんでしょ!?」と言うと
「いえいえ、旅行に行くとお土産を買ってくるのは当然です」と、言ってくれたが・・・
筍は新鮮な内に下処理をしておかなければいけないので、夫に手伝ってもらって皮を剥き茹でる準備をしたけれど糠がないどうしよう!? 大根と同じでお米でもいいかな?
日本に居る時は北九州は「合馬の筍」で有名な程の筍の名産地だったので、春になると沢山頂いて、食べきれない程だった。
ある時、友人に細く切って冷凍しておくと、干し筍のような感じで何時でも料理出来ると教えて貰って、我が家の冷凍庫には年中筍があって重宝したものだ。
この筍は何と言うのだろうか? 調理法も何も分からないが取敢えず茹でて置いて、またZさんにでも聞いて見よう。 中国で掘りたての新鮮な筍を食べられるなんて思っても居なかった。
Zさん、筍掘りしたのかな? 有難うね!
次に会う時には、本当のお土産話を聞くのを楽しみにしている