今年は「国慶節」「中秋節」「中国建国60周年記念」が重なり、旅行客が例年よりぐっと増えたらしく、西安への飛行機のチケットが午後の便しか手に入らず、14:00の便に・・・。
飛行場の遠くに止まっている飛行機までバスで運ばれました。
14:00離陸のはずが14:40に離陸です。
約1時間30分で、西安の「咸阳空港」に着陸。
西安市内から1時間くらい離れているので、何も無い静かな場所です。
早速、T君に到着の連絡を。 ホテルで待ち合わせの約束をしました。
西安に向うリムジンバスの車内で、配られた西安の地図を広げて見る。
バスを降りて、早速迷子に・・・・。
ホテルに電話をして、タクシーを拾おうとするが、なかなか掴まらない。
それではと、歩いてゆく事に・・・。
道路のあちこちでこのような売り場を見かけました。
後でT君に聞くと、日本の宝くじのようなものらしいです。
暫く歩いた後、夫も不安になったのかT君に電話をして待ち合わせ場所を変更して貰う事にしました。
都合よく、目印となるこの碑の前に居ましたので、此処でT君の到着を待つことにしました。
碑の側にはデパートがありました。
赤い服を着た格好の良い男の人が、微動だにせずに立っています。
客引きでもなく、警備員でもなさそうなのですが・・・。
T君が来るまで、周辺をウォチングすることにしました。
他にも大きなデパートやお店があるにも拘らず、このような小さな物売りや、食べ物の屋台が並んでいます。
そんな客を目当てに、此処でもバイクタクシーが待機しています。
このワゴンはベルトだけが入っています。
これが中国の不思議なのですが、ベルトだけでどれ位の稼ぎになるのかしら!?
西安の街の第一印象は、「凄い!!!!!」
また、後にも書きますが、今までに行ったどの街よりも中国の歴史の重さを感じさせてくれる街です。
しかし、残念な事に内陸で乾燥しているせいで、木々の葉が埃で薄汚れていました。
これは中国の大都市は何処も同じようですが、広い道をバス、タクシー、自動車、バイクが、洪水のように流れています。
ここは不思議にタクシーがみな新しいのです。 他所で見かけるような古いタクシーは西安を去るまで1台も見かけませんでした。 しかも初乗り6元(78円くらい)です。
到着したT君と挨拶もそこそこに、とりあえずホテルにチェックインする事にしました。
沢山のタクシーが走っているにもかかわらず、停まってくれる車は1台もありません。
仕方なく歩いていく事に・・・。
チェックインして外に出ると、もう薄暗くなっていました。
先ずは夕食を、T君に「西安名物」のお店に案内して貰いました。
店内は満席です。 これは期待が持てます!
メニューには沢山の食べ物が載っていますが、どれが名物なのか・・・?
夫とT君に任せて待つことにしました。
これ何!? 1番人気だと運ばれてきたものは・・・???
どんな味がするものかと、少しかじってみましたが、何の味もしません。
T君が他の注文で席に居なかったので、合席になった彼らが詳しく教えてくれました。
先ずは、煎餅のような餅のようなものを出来るだけ細かく千切ります。
それを係員に渡して、待つのだそうです。
出来上がりです。 持ってこられたものにはスープがかけられ、肉と春雨、香菜が乗せられていました。 お味は? 『名物には美味い物??』でした。
でも、どのテーブルでも、面白いように一生懸命に千切っているのです。
彼はもう1組の合席。 お母さんと二人連れで海南から観光に来ている12歳の少年です。目が合うとニコッと笑ってくれましたので、嬉しくなって「写真撮ってもいいですか?」 彼とは翌日、嬉しい続きがありました。
最後は店頭に置かれてある、記念写真のスポットでパチリ!
食後は暫く夜の西安の街を散策する事にしました。
西安の街の建物はみなライトアップされてとても綺麗でした。
私は、夜で小雨が降り出したこともあり、どれが何と言う建物なのか分からず、「綺麗!きれい!」で、この夜は終わりでした。
T君は大学のスピーチコンテストで優勝し、学校の代表として本選に出場するそうです。 西安は「カシオ杯」で賞金は3000元、副賞は1週間の日本旅行だとかで、T君はとても張り切っていました。
「では・・・」と、去年「キャノン杯」の指導の経験のある私たちが、指導をかってでました。
もうすっかり原稿は出来上がっていましたので、話し方のチェックを。
T君は中国人が話す日本語にしては癖が無く、とても上手に話します。
後は感情の入れ方しだい・・・という事に。
18日が本選だそうです。 良い結果が出ますようにお祈りしています
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雪子さんは全てがお一人の肩にかかって大変でしょうね。
私は旅行から帰った次の日から突然39度近い発熱があり、「もしや、新インフルエンザでは!?」と、心配しましたが、薬を飲むと熱も下がり、学校も1日だけの欠席で済みました。
その後は老骨に鞭打って次の休暇、「冬休み」に向けて頑張っています。 そう言うわけで、ブログもなかなか進みません。
雪子さんもご自愛下さいね。