何時ものことながら帰国するとすぐに軽い喘息が起こってしまいました・・・
中国よりは確実に空気はきれいなはずなのに、不思議です!
結婚式・膵臓検査・胃&大腸内視鏡検査・大腸ポリープ切除(これは酸素量がギリギリで危うかった!)は
何とかクリアできたものの・・・全て終わって気が緩んだのか、昨日から急に酷い発作が起こり
今朝一番で娘にかかりつけの呼吸器科の病院に連れて行ってもらいました。
ここで、いつも中国での5か月分の喘息の薬を貰って帰るのですが・・今日は先生に「飲み薬よりは点滴をした方がよい」と
言われ・・点滴をして帰ることになりました。
凡そ1時間の点滴です
何時もはうとうとしている間に点滴は終わっているのですが・・・今日は一滴一滴落ちてくる液を見つめながら
今後の事を考えておりました。
昨夜と今朝は食欲もなく・・薬を飲まなくてはならないので、少し口にしただけでしたが
少し楽になると・・すぐにお昼は何を食べようか?!
等と言う想いが頭をよぎります
第一候補は“韓国風温麺” 第二候補は“長崎皿うどん”です。
どちらも病院から近い所にあるので、先ずは温麺を食べに行きましたが・・火曜日は店休日でアウト!
結局“長崎皿うどん”を食べに行きました。 食べ残した“長崎皿うどん”
私にとっての“長崎皿うどん”は、新婚時代の懐かしい、特別な食物です。
その時代はまだ長崎でしか食べられないもので、初めて食べた時にはこんな美味しいものがあったのか!と
毎日、お昼に出前を取って食べていました。
今日、久しぶりに食べて驚きましたが520円ととても安い!・・・以前は600円以上はしていたと思うのですが。
量も多くて、半分しか食べられませんでした。
体重が帰国してから確実に2Kgは増えました
糖尿病にとっては重大な問題ですので、何が何でも元に戻さなければなりません。
青島に戻るまで2週間足らずになりましたが・・できるだけカロリーを抑えた食事をする必要があります。
まだまだ食べて帰りたいものが沢山あるのですが・・我慢できるかなぁ
今回の帰国ではお忙しそうでしたから
大変だったことでしょう。
「新婚時代の特別な食べ物・・・」
はて、どんな思い出がおありなのでしょう。
美味しそうです。
福岡支店勤務の辞令が出ましたので、すぐに結婚をすることに決めました。
すると、実際の勤務地は福岡支店長崎営業所だったのです。
長崎には親戚も友人、知人一人いませんでしたし
主人の仕事は病院周りでしたので接待や出張が多く
毎日、孤独な生活を送っていました。
暫くして、近所の奥さんに“皿うどん”を教えて頂き食べてみました。
今ではどこででも食べられますが、初めて食べた時は何とも言えない感じがしました。
それからは毎日のようにお昼は皿うどんでした。
長崎時代の5年間に娘二人を儲け、子育てで懸命でしたが
疲れた時にはいつも皿うどんを食べていたように思います。
皿うどんは長崎時代の孤独な私を支えてくれた一品です。
同じ頃に結婚して鹿児島で生活をしていた女性が「寂しい!」と、自殺した事件がありました。
ご主人は夫と同じ職種の方でしたのでそのことを知って私はとても身につまされました。
どんなことが人生の分かれ目になるか分からないものだと感じ、
私は勝手に自分は皿うどんに救われたと思ったことを今でも忘れずに覚えています。