もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

2011のカレンダー来ました~

2010-12-20 16:13:10 | 藤木直人
来年の直人のオフィシャルカレンダー来ました。

「2011年の藤木直人のカレンダーは、これまで以上に『大人のかっこよさ。』を追求したクールなテイストに溢れたものになっております。
また形状も従来のカレンダーとは異なり、どこか『音楽』のテイストも感じさせるLPサイズ。
それを特製ケースに入れて使用するオリジナリティあふれる仕様になっています。
また、写真が一つ一つ独立しているため、自分の好きなように写真を入れ替えてカレンダーをカスタマイズすることも可能。
さらに、お気に入りの写真は取り出してそれだけで飾る事もできます。どんな使い方をするのかはあなた次第。
是非あなただけのカレンダーに仕上げてください! 」だって・・・

なるほど~

でも、私は、毎月、ビリって破くカレンダーの方が実は好きだったりします。
今月はどんなだったっけ?ってドキドキするしね。

そして、今年のお写真は~
うーん。うーん。かっこいいんだけどさ、でも、2010年のカレンダーの写真の方が好き。

2011年のカレンダーで、「お気に入り」の写真は
    



かな?

でも、新しいカレンダーが来ると、やっぱり嬉しいものですね。
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「黴菌」 2010.12.8  シアターコクーン

2010-12-20 13:50:45 | お芝居
「黴菌」2010.12.8 14:00~ シアターコクーン

今年のお正月に見た「東京月光魔曲」に続く、ケラさんの昭和3部作の第2作目。
キャストも豪華でした。
前作の「東京月光魔曲」は、正直私にとっては、消化不良気味だったので、これはどうだろう??って感じでしたが、すごく面白かったです。登場人物は多いけど、基本的に場が1つだったので、理解しやすかった気がします。

時代は昭和20年。太平洋戦争のさなかから敗戦後、ある脳病院での事件を通して、その病院を経営する3兄弟のお話。

以降、ネタばれがありますので、これから見に行く方はご注意ください。




お話は第1章から最終章まで4章に別れている。
休憩前の第1章、2章では、人物や背景の紹介を兼ねて、この戦時中に贅沢な暮らしをしている家族の不気味さを描いていく。

山崎一さん演じる長男は、脳病院を経営している。生瀬勝久さん演じる次男は、軍の上層部の影武者をしている。そして北村一輝さん演じる四男は遊び人である。三男は小さい頃になくなっていて、その亡くなった原因について、兄弟たちは心に傷をもっているらしい。
長男は、自分の患者で人体実験を行っているらしい。そのことは家族はみんな知っていて、使用人もわかっている。
この屋敷に岡田義徳さん兵役逃れの男とその妻(犬山イヌコさん)がやってきて、住まわせてもらう。この兵役逃れの男も長男の人体実験の被験者になる。
この家の当主(出てこないが)のお妾さんを緒川たまきさんが演じ、仲村トオルさん演じるその兄がつきあっていていた女教師(ともさかりえさん)を、遊び人の四男が「妻にする」と宣言し家に連れてくる。しかも女教師は妊娠しているらしい。
また、この家にはメイドや使用人もいて、裕福な家である。

兵役逃れの男、調はだんだん実験の影響で、精神に異常をきたしていく。献身的な妻のことを疎ましく思うようになっていく。それでもけなげに支える妻。
三男が亡くなったトラウマも見え隠れし、長男家族も上手くいっていない・・・ちょっと不気味な感じで、休憩に入る。

そして休憩あけの第3章。
当主がやっていた会社が倒産し、一家はバラバラになりそうになる。脳病院の患者は逃げ出し、この家の人間関係も崩壊していく。
父親の白衣を着ていた、長男の息子を、使用人が院長と間違えて刺し、また次男が影武者をしていた軍の上層部の人が自殺する。。。一気に崩壊するこの家と家族。

この崩壊しかけた家族も最終章ではまた持ち直す。兄弟も仲良くなり、兵役逃れの調も快方に向かう。めでたし。めでたしかと思いきや、

ラスト。。。
兄弟がトラウマになっていた三男の死の真相が・・・三男の死を自分が原因と苦しんでいた次男、それは長男と次男が脳病院に入り込む遊びをしていて、次男が鍵をかけ忘れたため、三男が病棟に入って殺されてしまったからだった。しかし、三男が病棟に行ったのは、四男が探していた犬を追いかけていたためとわかる・・・
自分のせいだった。もっと早くわかっていれば兄さん(次男)は苦しまなくてすんだと泣き崩れる四男。それを慰める兄たち。兄弟のかばいあう優しい気持ちでお芝居が終わる・・・・


「起承転結」ですね。最終章の「結」があまりにも、きれいすぎて、これでいいのか?って感じではありますが、第3章の「転」があまりに展開が早くて、あっという間でした。めまぐるしく起こることについていくのに一生懸命で引き込まれてました。
前半がゆったりしたテンポだったんで、後半とのメリハリ感もよかったです。


で、すごく面白かったです。
「東京月光魔曲」は登場人物も多かったし、いろんな話がてんこ盛りだったんで、発散しちゃって、私にはよくわからないまま終わったんですよね。
今回も登場人物は多いけど、物語はわかりやすくて入り込めました。
終戦前後という激動の時代の中での、家族再生ということですよね。三男の死がトラウマになっていた兄弟やその父にとって、その呪縛もとかれて、また女性たちも平和に生きていけそう。ラストがほっこりしてましたよね。
それにしても、この家の女中さんが、ものすごいお金持ちの娘で、手放さなくてはいけなかったこの屋敷を買い取ったというのにはあっけにとられてしまったけど。。。

脳病院での人体実験かあ・・・・私は、東野圭吾さんの「宿命」を思い出しましたね。この病院では薬とか食べ物とかで実験してたみたいだけど。。。戦時中とかは、そういうことって本当にあったんでしょうね~怖い。

さてさて、キャストの方々は本当にすばらしかったです。。。
一番印象に残ったのは、やっぱり仲村トオルさんかなあ。。。このお芝居は一応主演は北村さんなんだよね。
でも、トオルさんが出てくるたびに笑っちゃいました。あの空気の読めなささには笑うしかない。。。破壊力満点のセリフ回しですからね。場にいるだけで、なんか笑えてしまって。。

それと、存在感抜群だったのが、女中さん役の池谷のぶえさん。いい味だしてました。最後に「屋敷を買い取る」って持っていっちゃうし。。。

岡田くんとイヌコさんのご夫婦もよかったです。特にイヌコさんの一途な感じ好きだなあ。
山崎さんと生瀬さんの芝居も落ち着いてて。。。生瀬さんとかもっとたくさん目立ってもいいくらいだけど、でも、これだけキャストがいるからねえ。。。
あと、緒川たまきさんの声がすごくよかったです。通る声なんですよね。


三部作の第二作ということは、最終作もあるんですよね。また1年後くらいでしょうか?これは見に行かなくてはと、思いました。

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