もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

東京セレソンデラックス解散公演「笑う巨塔」見てきました

2012-10-19 13:26:56 | お芝居
東京セレソンデラックス解散公演「笑う巨塔」 サンシャイン劇場 2012.10.16 14:00~


今ちょっとお気に入りの斉藤工くんが、舞台に出るというのでチケットをゲット。

東京セレソンデラックスというのは名前だけは聞いたことがあって、
宅間さんは、「花より男子」の脚本とかを書かれてたので、名前は知っていて・・・っていう程度の知識ですみません。

その東京セレソンデラックスが解散するとかで、解散公演だそうです。
劇団もけっこう解散とかしちゃうからね~

そう考えると、新感線とかはすごいね~

解散公演で、この劇団を初めて見るという・・・何ともいえない状況なんですけど。
で、劇団員がどこまでだろうと、ググってみたら。。。
今回の公演の出演者の方は、ほとんどが客演だったのね。
  


開演時間ちょっと前に着いたら、何やら、会場に列ができていて。。。何かと思ったら、宅間さんが舞台上におられて、サイン会をしてました。びっくり!!
さらに、喜多陽子さんがじゃんけん大会をしていた。撮影も自由だとか。斬新だ!
(っていうか、この劇団っていつもこうなんですか?)
なので、これから行かれる方は、早めに会場に着かれることをお勧めします。


で、開演少し前になると、お二人、伊藤さんと越村さんかな?が、前説のように現れ、エンディングのダンスの振り付けレッスンを始める。。。
最初簡単だと思ったら、けっこう長くて難しい。。。


1回で覚えるのは無理だ!!曲も速いし・・・

そうこうしている間に、舞台に芦名星ちゃんが現れ。。。しばらくして芝居が始まる。

ちょっと私はここで、嫌なことがあって、気分が最悪な状態に・・・(最後に書きます)

えっと、あらすじは
舞台は、都内某所のハイソな「四王病院」。ここにはいろんなオモロい人達が絶賛入院中。
アホなとび職の親方とそのファミリー!
ドジな代議士&おマヌケ秘書たち!うっかり医師におとぼけナース!
ただでさえ問題を抱えてアップアップの奴らの元に、ハチャメチャな街の問題児が紛れ込んできた!
勘違い、行き違いのオンパレードで、事態は大爆笑の連鎖を巻き起こす!
お馬鹿な面々はラストに笑うのか!? 幸せは奴らの元へ舞い降りるのか!?
セレソンのラストは元気になれる!劇場で盛り上がりを体感すべし!!
(公式HPより)


さて、いつものごとく、ネタバレを含む感想を書きますので。。。。これからご覧になる方はご注意ください。
スペースあけます




















めっちゃ面白かったです。

病院の待合室という、ワンシチュエイション・コメディなんですけど、次から次へといろんな人が現れ、
エレベーターやトイレ、それからナースステーション、バルコニーなどを効果的に使って、とっても空間のある芝居になってます。

で、お約束のような、カン違いの連続で。。。笑えたな~
ま、こういうカン違いの連続ってコメディの王道ではあるんだけど。
ホントに面白かった。声だして笑っちゃったもん(笑い)

途中の宅間さんによる、アドリブいじりっていうんですか?
餌食になったのは、金田明夫さん・・・もうおかしかった。
他の出演者もみんな、マジ笑いしてましたね。

物語としては、次期総裁選に出馬予定の代議士が体調を壊して入院したとことろから始まる。党内の他陣営に知られたくない秘書たちが入院を隠そうと四苦八苦・・・というのが一番のスジで、
そこに、ナースと医者の結婚話・・これに婦長が絡んでくる。さらには、入院中のとび職の親方とその家族、そして旧友である力士の親方のお見舞いに駆けつけた代議士(入院した代議士のライバル)もかかわってきて、言葉ひとつでどんどんカン違いをしていく。
ここに、宅間さん演じる「富雄」がひっかきまわすので、さらに状況はおかしくなり・・・

ナースと婦長の後姿が似ていること。
とびの「親方」と力士の「親方」。
新聞配達さんは「新聞社の人」。
そのあたりがカン違いのキモかな・・・まあ、ありがちだけど、テンポがいいから面白かったです。

なかなか楽しい芝居の中に。。。とびの親方の金田さんが、奥さんにあてた手紙とかはほろっとさせられたり、メリハリがきいていてよかったと思います。

暗転がなくて2時間ぶっ通しだったんですけど、テンポがよかったし、飽きない構成で、あっという間でした。

そしてエンディングは、最初に練習したダンス・・・会場もみんなスタンディングで盛り上がって終了しました・・・
っていうか、キャストも客席におりるので、通路側の人は大満足ですよ~


キャストの感想ですけど、
宅間さんは、独特ですね。間とか・・・私、初めて彼のお芝居みたけど、なかなか面白いな~と。。。
そしてアドリブでいじるのが上手い。周りを巻き込んでいじるから、いじられた方がたまらないですね~これは彼の魅力でしょうね。

そして芦名星ちゃん、はじけてましたね~なんかイメージが違った。こんなはじけちゃう人なんだ。

斉藤工くん、彼目当てでいきましたが。。。物語の内容からか、印象薄かった。ほかの人の方がめだってて。。。
存在感が今一つでした。前髪がちょっと邪魔そうだったけど、髪を振り乱しての熱演でしたけどね。

金田さんとか石井さんとかデビット伊東さんとかそのあたりが、私の中ではツボでした。やっぱりお上手。
それと・・・藤吉さんがとってもかわいくてよかった。特に最後のダンスのときはめちゃくちゃ楽しそうでしたよ。

とても楽しい芝居で、もっとたくさんこの劇団の芝居をみておけばよかったな~と思ったのでした。

で、終演後、入り口にキャストの何人かが立ってらして、握手とかして帰ってきました。
ライバル代議士(石井さん)の秘書役の駿河太郎さんとも握手したんだけど、、、この人どっかで見たな~と、帰り気になってて。。。
あ!!わかった~「清盛」に出てる!!って、思い出した。。。残念。握手したときに言えばよかったわ~


ただね、、、最初の方に書いたけど、私、あんまりいい気分で芝居を見れたわけじゃないんです。

というのは。。。

開演ギリギリに入ってきた、私のお隣の方。。。小太りのおばさんでした(私より年配)
ドシンと席に座って、いきなりですよ
「ちょっと!」と言われ「え?」とその方を見ると。。。

椅子の肘掛あるじゃないですか。あれを指して、真ん中のあたりに指で線を引き、
「ここからこちらは、私の場所ですから、こっちにはみ出してこないようにしてください」

私ね、、、今までたくさんの芝居やコンサート行ってますけど、こんなこと言われたのは初めてですよ。
っていうか、小学生じゃないんだから・・・(呆)

こういう人と争っても仕方ないんで、「はいはい」って感じで肘掛には腕をかけないようにして観劇してたんですけどね。
途中、ふっと見たら、この方、肘掛に自分の腕全体を乗せてました。もちろん、半分から私の側まで・・・
別にいいんですけどね。だったら、わざわざ人を不快にさせるようなこと言わなくてもいいと思いませんか?

まったくね~

で、最後のダンスのときも、みんなノリノリなのに、しばらくずーっと座ってて。。。で、ようやく立ち上がったけど、手拍子もせずに立ってました。
なんか、そんな状態で芝居見に来ても、楽しくないんじゃないかな~って、かわいそうになっちゃった。

ま!いいんですけど。こういう人も世の中にはいるんだな~ってちょっと勉強になりました・・・
が。。。せっかくの楽しい芝居に水を差されたのでした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする