この手の話は書かない方が良いのだが・・・と言いつつ
キャンプ場に到着して設営が終わる頃に、原二に乗った同年輩のおっさん、いや世間的には立派なジジイ（以降G）が到着。サイトロケーションをしている様で、あちこちバイクで走り廻っていたので、迷惑だし、そういう事をするからバイク乗りが嫌われるんだから、止めて、徒歩で見て廻ればいいのに、と思っていたら、こちらにやって来て挨拶も無しに、いきなり「管理人にチェックインの手続きをしたいんだけど」と聞いて来たので、「設営が終わったら連絡すれば集金に来ると予約の電話をした時に言ってたよ」と言うと、Ｇは「私も予約の電話をしているんだけど」と言うので、なら予約した時に自分で聞いておけよと思った。
設営がほぼ終わったので、管理人さんに電話したら集金に来るついでに飲料水も持ってくると言われ、暫くしたら軽トラで管理人さん登場。水を受け取り、料金を払っていたら、そのGが自分のテントからのこのこと現れて、料金を払っていた。まあついでだから構わないけど、その後、おかげで助かりましたとかの一言も無かった。
この手の奴は世の中には結構いるから、そういうのとは絡まず無視が一番の対処法で、実際、その日はそれ以上のコンタクトは無かった。
翌朝トイレに行くときにそのGと遭遇、一瞬迷ったが、挨拶だけはしておこうと「おはようございます」と1m位のところですれ違う前に声を掛けたが、目を合わせても返事は無かった。（シカトぶっこきやがってこの野郎）とは思ったが、まあこれ以上の接触はないだろうとその場はそのままにした。
ところが撤収作業をしていたら、そのGがふらふらとやって来て、いきなり「今日はどこにいくの」と聞いて来たので、「ああっ（なんだテメエは）」と返したら、「どちら方面へ」とまた聞いてきたので「さあな」と答えた。すると今度は「私は今日は湯けむり街道に行くつもりだけど、どんなところ？」と聞いて来た。この手の奴は相手の事などこれっぽっちも考えてはいなくて、テメエの都合だけで情報を得ようとする輩で、まあ世間には割と居るけど、話掛けられた万人が愛想の良いお人よしとは限らない。（挨拶を無視しやがって何言ってるんだ）と思ったから「知らねえな」と答えると、状況を理解していないのかまた聞いて来たので、「さあ、知らねえな、だいたい挨拶もしないような奴とは口をききたくもねぇな」と言ったら、そそくさと消えていった。