ラブミー東京アイドルズ since16.01.04

主にアイドルちゃんについて書いています

4/13ももクロZ試練の七番勝負(3)VSデーブ・スペクター

2011年04月14日 | アイドル
ももクロZ試練の七番勝負(3)・VSデーブ・スペクター、
テーマ「アメリカ」/鴬谷・東京キネマ倶楽部より帰宅。
2曲→トーク→1曲というのがものすごくアバウトな構成。
全体でほぼ2時間。司会に山里。
まず最初に感想を述べると、
「(ステージ上も含め)若い層基本おいてけぼり」(笑)。

近くを何度も何度も通ったことがあり、ずっと気にはなっていた
「東京キネマ倶楽部」。
期待にたがわない、鴬谷にマッチした味わい深さだった。
階下にはダンスホールがあり、生バンド演奏が聞こえたり、
そこに出入りする中高年男女が通りかかったりする。
会場をここにして正解だったと思う。
1階席しか使っていなかったが、しつらえられたイスはほぼ埋まり、
その後ろに立ち見席。
ステージが高めなので、後方でも割と見やすかったのではないだろうか。

19時ほぼジャストに開始。
ココ☆ナツ/未来へススメ!ライブ。
ココ☆ナツの1番のあかりパートは有安。あとは他のメンバーが分担。
未来へススメのかなこリフトはしおりん。皆七番勝負Tシャツ着用。
デーブは「アメリカ」をももクロに教える役なので、
日本のようなアイドルは向こうにはいないこと、
パパラッチの存在、向こうのお笑いは一匹狼で日本のような
協働式バラエティはないこと、などの「ためになる話」。
ももクロメンバーと英語でやり取りしたりも。
えくぼは英語でディンプル(「ディンプル加工」のアレのこと)。
しおりんは10年以上英会話の勉強を続けているらしい。
(メンバーの中では相対的に)英語を使えていた。
デーブは鴬谷=風俗店方面のネタを多用。山ちゃんが封じる流れ(笑)。

基本、「どうしようもない」話(ダジャレ、ダジャレですらないネタ、
若い層には伝わりづらいネタ)ばかりではあったのだが、
要所にデーブの経験からくる実用的な話題もあった。
例えば、「バラエティなどでいいことを思いついたら、
すぐには言わないこと。マイクやカメラをこちらに向かせてから」。
「朝生的騒がしい場で発言するには、相手が息を吸うタイミングで」
(武道で出てくる表現だ)とか、好きなキャスター、アナウンサーの
話し方をよく観察しろとか、共演者を事前に調べておけとか。

考えてみれば、デーブは単にアメリカを代表する役目なだけで、
「夕ニャン」で曜日レギュラーだった頃からずーーーーーっと、
20年以上日本のバラエティの最前線で活躍しているわけで、
たいていの日本の芸能人よりはよほど日本のバラエティに
適応しているわけだ。

芸人にバラエティでの立ち居振る舞いを教わるより、
そっち方面ではアウトサイダーでありつつ、バラエティの最前線に
い続けているデーブのアドバイスのほうが、芸人ではないももクロには
取り入れやすいのではないか。
デーブの「おとなの絵本」「ギルガメ」ネタで受けているのは
おっさんばっかだったw
デーブも山ちゃんも(山ちゃんの登場時の客の反応は、ヒールへの
それだったが)、ももクロへの接し方が優しくて良かった。
山ちゃんがももクロに「6人」と言ってしまったり、デーブが
SMAP森君ネタを言ったりもしていた。
カメラアピールコーナーでは、有安の「しゃべくり」での
ダンスが見られたw。

最後の最後に「オレンジノート」を歌って終了。
あかりラップパートはしおりん。
パフォーマンスについては「まだ違和感」というのと
「新鮮」というのが俺の中ではないまぜになっていた。
トークの部分であかりんの存在の大きさが改めてわかった。
彼女は年の割に妙に古い言いまわしをしたりしていたから。
有安が、他のメンバーが話しているとき心ここにあらずなふうだったり
したが、彼女は他のメンバーと思考パターンが違うだけかも知れない。
あーりんは自覚的に話をつくろうとしていた。
デーブもこの対戦に「合格」を出していたが、流れとしては明日以降
三連敗するのではないかと予想しておく(笑)。

しおりんのぁぃぁぃネタのときは他のメンバーも面白かったので、
ここらへんもっと磨くといいと感じた。
第三者的にはどうかと思うが無責任な客の1人としては、
「若い層おいてけぼりネタ」は大好きなので、今日はとても楽しめた。

終了後の感想戦では、
「今日楽しめたのはたぶん、司会が山里で、メインがデーブで、
非モテエリートコースを歩んできた我々にとってシンパシーを
感じる要素が多かったからだ」的な結論に。
明日の第4戦・対武藤は一番読みづらいがどうなるだろうか。

Zになってからまだほんのちょっとだが、今日見た限りでは、
あーりんのかすかなダークサイド(スパイスになっている)や、
しおりんの「あぶなっかしさのなさ」が印象に残った。
女子力強化企画・恋バナ系みたいなのがあったら有安が
向いていそうな気はした。

「私たち今会えるアイドル、週末ヒロインももいろクローバーZです・でした」
の「Z」がまだ揃っていなかったのが初々しかった。