ラブミー東京アイドルズ since16.01.04

主にアイドルちゃんについて書いています

@JAM MEETS vol.0(代官山UNIT 18:30~)

2015年12月13日 | アイドル

アイドルと、他のジャンルのミュージシャンとの異種格闘技戦的な2マンライブ。
その初回?パイロット版?は、妄想キャリブレーション対岡崎体育。
オープニングアクトであり、全体をナビゲートしていたのはDJダイノジ。
若干お高く感じられた価格設定(当日4500円+D代)のせいか、
宣伝が行き届いていなかったせいか、前売券の伸びはいまいちだったようだが、
いざふたを開ければ妄キャリファンでフロアは埋まっていた。
そして、おそらくそこに居合わせた人の誰もが当初は予想していなかったと思うが、
実にシンプルに楽しく、そして素晴らしいイベントであった。

会場に入ると、すでにDJダイノジファミリーがステージパフォーマンス中。
自分で歌ったり演奏したりするわけではないDJがアイドル対バンに組み込まれているケースが
しばしばあり、でも、これまではどう楽しめばいいのかよくわからなかった。
しかしこのイベントでわかった。

(当日のツイートより↓)
*音圧があってそれだけでも良く感じたし、「悲しみキャリブレーション」→「創世のアクエリオン」では高まった。
音と曲が良ければ単純に楽しいなw これでいいんだなw
ボクはアンチダイノジではないのでw、エアギターも含め素直に楽しゅうござんしたw 

↑何も難しいことなんてないのだな。身を任せ、楽しいことに素直に反応していりゃいいのだ。
ダイノジが芸人であり、空気を作り、掌握するのがうまかったのも大きい。人の好きなものを肯定する、
というのはとてもいい言葉だ。

*ダイノジが終わり岡崎体育。知らなかった彼が大当たり。
外見はアイドルヲタ。音源を全部作り、歌ったり演じたり口パクする芸。
今「お笑いスター誕生」があったら勝てる。「冗談画報」があれば出られる。
1曲目、説明と実況だけの曲でつかみはOK。全7曲40分。面白かった。

↑まったく知らなかった人なのだが、知らないゆえに最初の一撃が強烈きわまりなかった。
見る人に何を提供するかが重要なのであり、その形態・体裁はどうでもいいのだと強く実感した。
シニカルなネタを秘めつつどこか飄々としており、楽曲・ネタひとつあたりの密度が濃かった。
計算しつくされた感じとアドリブとの配合が見事だった。

*トリは妄想キャリブレーション。
いつだって世界にファイティングポーズ
もっとずっとキュンとしたいの
おもてなでしこ伝承中(新曲)
魔法のジュース
幻想恋花火
何故なら私、妄想少女ですの
YOUをちぇっくします!

の全7曲。
アンコールは出演者全員で妄キャリの「Catch Me Kiss Me」。
妄キャリは今まさにツアー中だけあって見事な仕上がり。
当初ボクは、妄キャリがOAでトリがダイノジか岡崎体育だろうと思い込んでおり、
リラックスして臨めたのが良かったのかも知れない。
いざ本編に入ると、妄キャリが堂々たるメインキャストで、よく出ている対バンより曲が多く、
プチ・プチワンマンくらいのボリュームがあった。いやー楽しかった。

↑「これは面白いと思っておかなくちゃいけないんだろうな」みたいな見栄と体裁に
心を惑わされることなどまったくなく、最初から最後まで全出演者がみな面白かった。
ストレートなこの感じは実に久しぶりだ。
見る者としての変な蓄積が一気にリセットされるこういう瞬間に出会えるから、「ライブ」は楽しい。
対バンライブはそこに未知との遭遇や化学変化が加わるから、さらに楽しい。
よくわからないものに対しても、先入観や決めつけをとりあえずうっちゃって、
その瞬間だけのうねりに浸ってみればいいのだ。
心身ともにリフレッシュできた気がする。それほど楽しいライブだった。



12/13LinQ3rdアルバムリリースイベント2部(ラクーアガーデンステージ15~)

2015年12月13日 | アイドル



「アルバムとしては3枚目だがメジャーレーベル加入後は2枚目」という、
ちょっとややこしいリリースイベント。
朝からの弱い雨に濡れながらの観覧。ステージには屋根があるので演者は安全。
年長メン=Lady4人(天野、一ノ瀬、原、桃咲)と年少メン=Qty3人(新木姉、桜、山木)が
11日から続いていた上京イベントの面々。
いつもの感じで開演直前に到着しCD売り場に行くとなんと完売。
おそらくシングルならもっとストックを用意してきた気がする。
特典会参加対象の商品としてブルーレイディスクがあったので、お高いのだがそれを購入。

以下、イベントについての自分のツイートを、多少の加筆&コピペ。

*全7曲
ウェッサイ!!ガッサイ!!
My Letter
Telephone
White Drops
ハレハレ☆パレード
HANABI
(替え玉)
祭りの夜

ライブ後の特典会では、用意された色紙に新木(姉)さんがヲタの名を書き、
サインを全員分。ペースは結構ゆったり。
アルバム完売はめでたいが、用意すりゃもっと売れたろう。
ボーカルが強い編成。若干渋いほうに寄るが、個人的にはたまらん組み合わせ。
さして気にならない程度の雨が降っていたのがちょっとだけ残念。

*ミニライブ終了後のサイン会。
ヲタの名前を書く担当だった新木さくらさんは、騒がしいあの場で、
音声として意味をなさないボクの名前を正確に聞き取って文字化していたのでえらい(笑)。
アイドルちゃんのアルバムイベントは淡泊な傾向があるけれど、
もっとガツガツセールスしてもいいと思った。

---------------------------------------------------------------------------------

新木さくらさんがアイキャッチャー的存在ながら、7名全体としては「元気」さより
渋い光を放って見える。歌姫一ノ瀬さんがボトムを支えるのでまったく危なっかしさはない。
一時期に比べ、一ノ瀬さんらが東京に来る機会が増えているのはありがたい。
曲をこれだけやってくれると満足度は高いし、LinQは「わかりやすい人気メンバー『しか』
こちらへ来ない」ということもなく、比較的広くチャンスが与えられる気はしている。

気にならない程度の雨だったものの、次に同じ会場に来ることがあれば、
そのときはぜひ晴れた空のもとで彼女たちに歌わせてあげたい。