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12/15ルーナファクトリー主催「ルナファクライブvol.1」(新宿dues19:30~)

2015年12月15日 | アイドル

夢幻レジーナなどを擁する事務所主催、所属するアイドルが一堂に会するアットホームな企画。
前売チケットで完売になったそうだが、ドリンク代込み2500円の中に、2ショットチェキ撮影券1枚が
含まれている。
会場の新宿duesはディスクユニオンへヴィメタル館にある小さなライブハウス。
やや大きめの練習スタジオ、大きなカラオケボックスといった雰囲気。
出演者用の通路といった気の利いたものはないので、演者も客と同じドアから入ってきて、
人で埋まったフロアをかき分けてステージに上がる構造。

当日の感想を。

*成瀬ゆり
こないだまで夢幻レジーナでがんばっていた人。12/12に17歳になったばかり。
全2曲。2曲目の「オトメロマンス」がハードなR&Rでドライブ感がたいへん良かった。
彼女はオーソドックスなほうが本領が発揮できるのかも知れない。

*桜ゆきの
彼女もまた夢幻レジーナの元メンバーであり、さらにHALOPERI Dollの元メンバーでもある。
こういうメンツによるライブであるため、イベントの司会進行をつとめた鈴木あやめさん(夢幻レジーナ)が、
「元メンバーとグループとの間に気まずさはない」と繰り返しネタにしていた(笑)。
全2曲。
1曲目は「プレイバックPart2」、曲は有名だが、山口百恵のリアルタイマー客はどれくらいいただろう。
2曲目の「紅の湖月」が、陰陽座とかあの辺の風味でカッコようござんした。

*HALOPERI Doll(ハロペリドール)
夢幻レジーナのワンマン時にチェキ撮影を担当していた4人組。
ライブは初見。
全4曲。
パワーメタルっぽい印象。ズクズクしたギター。厨二を標榜しているだけあり
それにふさわしくダークだが、生命力にあふれていて健康的だった(笑)。

*夢幻レジーナ
今回のトリ。
全6曲。
死神
暗い太陽
さよならもう戻らない日々
桜狂い、咲くは迷いし
(今回はチェキの枚数でトップをとりたいのでそこんとこよろしく、
とアピールするMC)
夏げっちゅ
愛しかあげない

MCは、
「チェキの枚数が出番の順序にダイレクトに影響したりということはないが、
でもトリの意地やらグループ間のアレやら色々ある」から(意訳)という
ことらしい。
いっぽう、メンバーで唯一ルーナファクトリー所属ではない刻田さんは、
そこらへんにはアウトサイダーでありw、元も子もない話をしていて最高だった。
春野さんはTシャツの下にビキニの水着を着ており、チェキを釣ろうと独断で決めていたが、
マネージャーの若原さんに即刻拒否されていた(笑)。

最近セットリストに加わった「死神」、元は英バンドBudgieの曲
人間椅子もカバーしているこれが、夢幻レジーナに実にマッチしている。
アナログ加減、ぬめりというか、ブレというか、金属でいうと銅や鉛というか。
きっちりくっきりではない、フリーハンドで引いた線のようなところが。
この感覚は夢幻レジーナに対してボクがずっと抱いているイメージでもある。

小さな会場で、おそらくコアファンばかりなので、「すっかり出来上がっている世界だろう、
疎外感ありそうだ」と少し心配だったけれど、いざ始まると全然そんなことはなかった。
さすがに一見さんにはすすめられないが、適度に穴もあってまったりしており、
何より居心地が良かったのがすべてだ。