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関内駅・石川町駅・中華街にほど近いライブハウス、FAD Yokohamaにて始まった、
対バンライブ企画の初回に行く。
横浜駅近くのメイドカフェHoneyHoneyのメイドによる同名グループ(今回は5人が出演)、
元BiSのコショージメグミさんを擁する4人組Maison book girl、
メンバーごとの担当カラーの新衣装をまとったつばさFly、
マスクが新しくなった部長のデスラビッツの順。各グループ25分と長めの持ち時間。
平日の比較的早めの時間スタートで会場が横浜となると、多くの人にとっては都内より
来場へのハードルが高いのだが、時間が経つにつれ客は増え出した。
出演順もこれで正解だったと思う。
「出せるところは全部出しました!」的な大型・長時間対バンライブが多い中、
コンパクトな対バンライブは企画力が勝負になってくる。
この先もきっとあまりなさそうな組み合わせで音楽性もそれぞれ異なり、
演者どうしも交流できる規模の出演者数だと感じた。
*HoneyHoney
全4曲。意識してちゃんと見るのは初めて。
以前、横浜カワイイパークのステージ企画で目にしたことはあった(気がする)。
自分が出かけた5年前にはすでに店があり、今もまだ続いている。
メイド系のグループはどうしても「クールジャパン=ヲタ=アニメ」的な側面が強くなり、
どこも作り声で…となりがちだが、ここはその辺が希薄で好感が持てた。
おそらく全部オリジナル。それだけでも評価できる。店でライブをするわけでもないが、
久々に行ってみるか。
*Maison book girl
初見。全5曲。最後にあいさつをした以外は、ノンストップで曲をくり出した。
基本的に非・沸きな曲調のグループ。なんとなく実験的な要素もあった。
聞いた印象はさわやかで泥臭さがなく、音楽性は違うものの、
Hauptharmonieを聞いたときに心をよぎるものと共通する何かが心をよぎった。
*つばさFly
全6曲。スパンコールのような質感の6色パーカーをまといながら。
最後にやったLIBが、まとめ曲として最強なので、そこに至るまでを
いかに速度を落とさず疾走するか、といった印象。
当初メンバーのボーカルがくぐもって聞こえ心配したが、
歌が進むにつれそれはクリアされた。
以前よりハモリ部分が洗練されてきた気がする。
Loneliness
Nevermind
Sing a song
Take My Hand
THE ENDLESS SUMMER
Life is Beautiful
*デスラビッツ
予定調和・茶番としての引退騒動を経て、部長のヘルメット&マスクが新しくなってからは初めて見る。
ヘルメット部分に縦2列の赤い部分が入り、そこが発光する。
全4曲。
MCでの機転を利かせる役目は成人男性である部長が担い、女子トリオは基本的に定型部分を担当。
ギャグテイストを持つグループは、その風味を「きっちりしていないことの逃げ」に
使いがちだが、デスラビッツについてはまったくそんなことがない。
パフォーマンス部分の本格加減には、カッコよくしようとしていないゆえのカッコよさがある。
今回はそこを強く感じた。
終演後は全出演者一斉にフロアで物販。4組だとこれができる。
この規模の物販・特典会だと、ふだん行ったことがなかったところに行きやすい。
これまで行くタイミングを逸していたデスラビッツのそれにも参加してみた。
よく、「デスラビはビギナーにも手厚い」と聞いていたが、本当にその通りだった(笑)。
丁寧に説明してくれて、こちらからの問いにもきちんと答えてくれるのだから
安心感がある。
部長と2ショットチェキを撮った。気さくかつ物腰が穏やかで面白い人だった。
以前のヘル&マスクは「赤い眼鏡」のそれだったが現在は完全オリジナル、
これは要するに権利のなんちゃらだそうだ。
ファンが増えない→私たちの力不足→パフォーマンス力を上げなくちゃ
という結論に陥りがちなアイドルちゃんは、歌やダンスと直接には関係ないが、
こういう「居心地のいい環境づくり」「ホスピタリティ」の部分にも考えを及ぼすと、
いいのではないだろうか。爆発的に増えるものでもないけれど、意外に効いてくる。
例えば、一応色分けがあるが強調してこなかったつばさFlyが導入した色分け衣装が、
物販時などでの個人指名の際、「あの○色の子」として役立つようなのも含む
(*つばフラ宮沢さんに聞いた)。
わからないなら聞けばいいのだが、「じゃあいいや」となってしまう人も多いのだ。
今回から始まったこの対バン企画、都内のライブとは明らかに違う空気感が新鮮だった。
次回以降にも期待する。
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