五叉路のグラフィティ

田舎者からの便り...。

On The Street Corner

2009-01-10 08:33:55 | 音楽
音楽好きの皆さんが、新年最初に聴く音楽を慎重に選択されている事を
ブログで紹介されているのを見て、同じだな~とミョウに親近感を感じた新年。
正月のTV番組に飽きた頃、僕は最初にコレを聴いておりました。
”オン・ザ・ストリート・コーナー”1~3 山下達郎(2000年再発リマスタリング盤)

これらは昨年・年末のレコードバーゲンで入手ました。なんと3枚とも未使用と
思われます。きっとカルトな達郎ファンが、初回限定LPに封入された応募券を
入手するためだけに買い(Not For Sale LP『ON THE STREET CORNER 0』を
もらえたらしい)手放したと思われる。@1,365×3=4,095円、お買得でした!

レコードコレクター山下達郎だけにこだわりの200g近くあろうかと思われる
重量級アナログ盤は音質がとてもいい。達郎の息遣いまでリアルに迫って来ます。
この山下達郎ひとり多重録音ア・カペラ・アルバムの内容について、昔購読していた
「スクリーン」誌の映画評論家 双葉十三郎”ぼくの採点表”に習って採点すれば、
(☆:約20点、★:約5点)

ON THE STREET CORNER 1”(1980)☆☆☆☆(ダンゼン優秀) 
"1"はマニアックな’50-’60代のドゥーワップ作品が中心。なんとも楽しい!
山下達郎氏自身の長年の夢が実現された画期的なア・カペラ、カバー作品集。

ON THE STREET CORNER 2 ”(1986)☆☆☆★(聴いておいていい作品)
"2"はクリスマスソングや有名ポップ曲を交えてファン層を増やす努力を
しているが、ぼくとしては焦点がぼけた作品集に写り少し残念。

ON THE STREET CORNER 3”(1999)☆☆☆★★★(上出来の部類)
"3"は原点回帰しており、再び渋い選曲・古いドゥーワップが増えゴキゲン。
エルヴィスの曲”ANGEL”をア・カペラで挑戦しており嬉しいので★1つオマケ。
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2 コメント

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サイケさん、こちらこそ よろしく! (moondreams)
2009-01-11 20:38:56
シュリンクカバーもレコード出し入れ口に切れ込みをいれているだけ。そっと応募券だけを取出したような。だからバーゲンセールは止められない!

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今年もよろしくお願いします (サイケ)
2009-01-11 08:10:31
しかしそりゃ良い買い物しましたね!
アルバムの出来は、仰るとおりだと思います。案外3がいけますが、やっぱり1なんですよねぇ。僕にとってはドゥーワップの入門書。
返信する

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