mガーデンクラブ便り

mガーデンクラブで育てている植物を写真付きで日記や趣味を書くgooブログ

東福寺龍吟庵へ

2013年05月17日 07時35分48秒 | カルチャー

[庭園の美」の臨地講座で東福寺の龍吟庵の庭園をみてきました。

北門から入り塔頭が立ち並ぶ道を進んで行くと

臥雲橋から通天橋と方丈を望めます。

日下門をくぐって境内へ、集合までに時間があるので講堂の近くをブラブラ。

東福寺イブキ

通天橋

方丈

方丈の庭園は以前に訪れたので今回はパス。

偃月橋を渡って

龍吟庵

写真撮影が禁止になっているので

 龍吟庵は大明国師の墓所で、日本最古の方丈建築で書院造りと寝殿造りを併せ持った建物で、方丈の中央に仏壇はありません。この方丈は国宝に指定されています。建物の解体修理された際に周囲に重森三玲に依頼して庭園が造られました。方丈正面の南庭は白砂だけの「無の庭」。西庭への境に雷紋様の竹垣があります。西庭は「龍の庭」白砂のなかに雲を形どった黒砂と反時計回りに配された石で龍をあらわしています。東庭は「大明国師」の幼少の頃の逸話を元にして造られたものでした。どの庭も三玲の考えを表現しているもので、日本庭園を基礎にして新しい感覚と斬新なデザインで庭園の見方に一石を投じる様に思いました。

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京狩野派展と七条通り

2013年05月02日 08時13分33秒 | カルチャー

国立京都博物館

狩野山楽、山雪展を京博まで観に行ってきました。前期も行きたかったのですが時間が取れず後期のみになってしまいました。プール行きの日だったのですがゴールデンウィークの谷間?で他の方がお休みするとの事なので急遽展覧会行きに変わりました。

狩野永徳狩野山楽狩野山雪と続く京都狩野派の草創期の作品が展示されています。秀吉の画事についた事から徳川の代になるという時代背景で運命も変わらざるを得なくなった山楽と山雪ですが、京都にとどまり描き続け濃厚な画風の京狩野派を確率させたようです。徳川幕府の御用絵師となった狩野本流(江戸狩野)の狩野探幽に代表される瀟洒淡白なものと違ってすごい迫力がありました。

ツツジが満開。ロダンの「考える人」は何を考えているのでしょう?

帰りは京都駅まで歩く事にしました。京博から加茂川までには老舗も結構あります。その一つが「うぞうすい」で有名は「わらじや」さん。お菓子の「甘春堂」さんも。

「加茂七石庭」

大和大路通りの角に造られたもので鞍馬石や紫貴船石の他に初めて目にするような石が据えられています。昔は加茂川にこんな石が転がっていたのでしょうかしら?以前に加茂川が大氾濫した時の事を聞いたことがありますから上流からゴロゴロ流れていたのかも知れませんね。

 

 

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謡曲

2013年04月15日 08時03分27秒 | カルチャー

観世流謡曲の「林松響会」の春の会に行ってきました。高校の同級生が出られるとの事で案内を貰ったもので出掛けたわけです。

白河沿いを仁王門通まで行く川辺はすっかり葉桜になっていました。京都の街は観光客で賑わっていました。

でも観世会館は静かでした。

友人は素謡で「梅」のシテでワキはプロの方がつとめられました。二十年以上お稽古されているそうですが声の張りや姿勢、所作等がプロの方とは違うのがはっきりわかります。奥様ともお会いしてしばらくお話ししました。彼は友禅の彩色のお仕事をされていますから奥様もお嫁さんもきちんと着物をお召しになっていました。私も着物を着て出掛けるくらいの余裕を持ちたい物です。

仕舞、舞囃子、素謡、独吟等久し振りにゆったりした時間が持てました。

帰りに三条通にある、がま口専門の「まつひろ」さんに寄ってバッグ用の口金を買ってきました。お店の中は女性客でイッパイ。ここの店員さんは言葉使いが丁寧で感じも良く、今日はお店を出る時に「アメちゃんをどうぞ」といわれて1個貰って帰りました。

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初大師護摩供法要

2013年01月22日 08時17分01秒 | カルチャー

主人が亡くなって以来お世話になっている彦根のまめ大師尊に始めてお参りに行きました。1月21日は初大師で、京都の東寺では初弘法として賑わいます。滋賀県には真言宗のお寺が3寺しかないとかで、葬儀の時に主人の実家の菩提寺(岡山県の山奥)からお坊さんに来てもらうのは大変なので葬儀屋さんに紹介してもらったのがまめ大師さんでした。一年に3回(春の彼岸、お盆、祥月命日)だけお参りに来てもらっています。お墓は車で10分程のところの霊園に作りましたのでお寺にお参りする事はなかったわけです。

最近同じ町内の数軒がまめ大師さんにお世話になられているようで、今回は早苗さんご夫妻をお誘いしました。こじんまりしたお寺でまめ大師尊は数年に一度御開帳になるそうです。

初護摩供では行者(山伏のいでたち)のホラ貝から始まりました。お参りに来ている方全員でお経を唱えます。般若心経は10回も唱えました。護摩木を焚いてのご祈祷法要で炎が高く舞い上がっていました。炉は仏様の口にあたるそうで加持(願いを叶える)のために願いを書いた護摩木を焚いてお願いするのだそうです。

願いが叶うのには三つの事が必要で、1以我功徳力(自分の力)、2如来加持力(仏様の力)、3ギュウ囲法界力(周りの力)の三つです。自分の力だけで何でも出来ると思っていてはいけないわけですね。ニ時間強の法要で煙で目は痛くなるし、服も身体もすっかり煙の匂いが染み込んでしまいました。

参拝者には一人ずつ背中にご加持を受けました。初めての体験でしたが、又一つ思い出作りができました。

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文楽入門

2012年11月30日 08時11分23秒 | カルチャー

日経新聞の主催の「文楽の夕べ」というのがあり早苗さんに入場券をいただいたので行ってきました。会場は大阪中之島の中央公会堂

始めて入った建物です。暮れのイルミネーションの時にこの建物もスクリーン代わりにされていたのを思い出しました。

第一部は桐竹勘十朗さんと加藤武さんの対談で楽しいお話が聞けました。二部はミニ公演で義経千本桜のすしやの段とひらがな盛衰記の松右衛門内の段、それぞれ10分ほどの上演でした。その後出演者の太夫、三味線、人形遣いの方々が演じ分けるときや場面の転換の切りなど「ふ~ん」と感心さされる様なお話もあり、改めて文楽を観に行こうかなという気持ちになりました。補助金打ち切り等のニュースが出てから大阪でも大入りになったそうです。こういうイベントがもっとあれば初心者も関心を持ち、文楽ももっと気軽に観に行ける様になるのでは?と思いました。お正月公演早速予約しようかな

第4ビルの前の特設売り場で「年末ジャンボ」をGetしました。6億円当たったら何に使おうかしら?貧乏性の人間には使い道がわからないから考えなくても良い様に当たらないのかも

 

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