[庭園の美」の臨地講座で東福寺の龍吟庵の庭園をみてきました。
臥雲橋から通天橋と方丈を望めます。
日下門をくぐって境内へ、集合までに時間があるので講堂の近くをブラブラ。
東福寺イブキ
通天橋
方丈
方丈の庭園は以前に訪れたので今回はパス。
偃月橋を渡って
龍吟庵
写真撮影が禁止になっているので
龍吟庵は大明国師の墓所で、日本最古の方丈建築で書院造りと寝殿造りを併せ持った建物で、方丈の中央に仏壇はありません。この方丈は国宝に指定されています。建物の解体修理された際に周囲に重森三玲に依頼して庭園が造られました。方丈正面の南庭は白砂だけの「無の庭」。西庭への境に雷紋様の竹垣があります。西庭は「龍の庭」白砂のなかに雲を形どった黒砂と反時計回りに配された石で龍をあらわしています。東庭は「大明国師」の幼少の頃の逸話を元にして造られたものでした。どの庭も三玲の考えを表現しているもので、日本庭園を基礎にして新しい感覚と斬新なデザインで庭園の見方に一石を投じる様に思いました。