左がカラスノエンドウで右はスズメノエンドウ
カラスノエンドウはよく見る雑草で、実をカラスが食べるからこういう名前がついたわけではなく、莢と豆が完全に熟するとカラスの様に真っ黒になることに因んでついたようです。カラスノエンドウは豆科の植物なので根粒菌がつくから空中チッ素の固定でレンゲ等と同じ様に緑肥として土にすき込むとよいようですが種が実ってからだと種が飛び散って秋には芽が出て大変なことになるから私は手で地際からむしり取ります。カラスノエンドウは豆を取り除いた莢を吹くときれいな音が出るので「ピーピーマメ」とも呼ばれています。カラスノエンドウの葉は10枚程の小葉で成り立っています。
スズメノエンドウはカラスノエンドウと同じ様に巻きひげがあります。白い小さな目立たない花が咲き、莢には2個程の実がなります。
植物の名前にスズメとつくものがあります。カラスより小さいことで名付けられたようです。
スズメウリ、スズメノカタビラ、スズメノヒエ、スズメノテッポウ、スズメノヤリなど。
カラスではカラスウリ、カラスノカタビラ、カラスビシャク、カラスムギなど。