震災関連の報道が続く。
被災された方たち、ひとりひとりに目が行き届き始め、
それぞれの方の事情や言葉が、テレビの向こうから伝わってくる。
生きていてくれさえすれば、それでいい……。
現地から伝わってくる言葉。
そうした言葉よりも、重い言葉があるだろうか。
計画停電が始まる。
「計画」とはいえ、直前にならないと、わからない。
停電予定の時間になる。
今、切れるか、もう、消えるか、と思いながら過ごす時間は、落ち着かない。
ブチッという音とともに、停電が始まる。
電動式のポンプか何かで給水しているせいか、職場では、トイレの水も出なくなる。
パソコンが使えないと、ほとんどの仕事が進まない。
普段から、いかに電気に頼った生活や、仕事をしているか、思い知らされる。
長く手持無沙汰の3時間が過ぎ、また、ブチッと言う軽い音とともに電気がつく。
一斉に歓声があがる。
今までアタリマエに思っていた電気の明るさが、本当に有り難く思える。
昨日は2回停電があった。
夜帰宅すると、真っ暗である。
非常用の懐中電灯を片手に、コンビニで買ったおにぎりやサラダ、魚の缶詰めを食べる。
暗いのはまだいいが、寒い。
不思議なもので、頭の中では、停電したことを理解しているのに、無意識のうちに、
壁にある電気のスイッチを押そうとしてしまう。
スイッチを探している自分にハッとして、
「ああ、そういえば、停電してるんだった」と
ひとり苦笑する。
ダウンコートを着込み、マフラーを巻いたまま、部屋に座りこんで、真っ暗な外を眺めて過ごす。
地震当日、「帰宅難民」になったことをしみじみと思い出す。
本当に、心細く、不安であった。
どんなに暗くても、寒くても、自分の家にいるというだけで、本当に安心感を感じる。
被災された方たち、ひとりひとりに目が行き届き始め、
それぞれの方の事情や言葉が、テレビの向こうから伝わってくる。
生きていてくれさえすれば、それでいい……。
現地から伝わってくる言葉。
そうした言葉よりも、重い言葉があるだろうか。
計画停電が始まる。
「計画」とはいえ、直前にならないと、わからない。
停電予定の時間になる。
今、切れるか、もう、消えるか、と思いながら過ごす時間は、落ち着かない。
ブチッという音とともに、停電が始まる。
電動式のポンプか何かで給水しているせいか、職場では、トイレの水も出なくなる。
パソコンが使えないと、ほとんどの仕事が進まない。
普段から、いかに電気に頼った生活や、仕事をしているか、思い知らされる。
長く手持無沙汰の3時間が過ぎ、また、ブチッと言う軽い音とともに電気がつく。
一斉に歓声があがる。
今までアタリマエに思っていた電気の明るさが、本当に有り難く思える。
昨日は2回停電があった。
夜帰宅すると、真っ暗である。
非常用の懐中電灯を片手に、コンビニで買ったおにぎりやサラダ、魚の缶詰めを食べる。
暗いのはまだいいが、寒い。
不思議なもので、頭の中では、停電したことを理解しているのに、無意識のうちに、
壁にある電気のスイッチを押そうとしてしまう。
スイッチを探している自分にハッとして、
「ああ、そういえば、停電してるんだった」と
ひとり苦笑する。
ダウンコートを着込み、マフラーを巻いたまま、部屋に座りこんで、真っ暗な外を眺めて過ごす。
地震当日、「帰宅難民」になったことをしみじみと思い出す。
本当に、心細く、不安であった。
どんなに暗くても、寒くても、自分の家にいるというだけで、本当に安心感を感じる。