<管理人のあれこれ話し>
半世紀前のボクの学生時代を振り返ると、
悲しくて号泣の涙を流したことが2回ある・・・
一回は失恋!
もう一回は、ジョンFケネディ米国合衆国大統領が
あのダラスで暗殺された日のこと・・・
他国の会った事もない人に、なぜあれだけ涙を流し、
悲しみにくれ、絶望感を味わったことか・・・?
ケネディには夢があった・・・
大きな希望があった・・・
前途に明るい未来があった・・・
血気盛んな若者にとって、ケネディは希望の星だった。
ケネディに関する本を沢山読んで感動し共感していた・・・
今日 なぜそんなことを急に思い出したのか?
今日は外院から山越えして勝尾寺園地へ散策の予定。
ところがバスの時間に早く着き過ぎたので、
近くの 「箕面市立郷土資料館」 へ入った。
今の催しは 「旧丸善石油学院所蔵資料展」 とか・・・
昔の郷土の農機具や生活道具を見つつ、
その資料展を覗いていたとき、一点に目が釘づけになった。
この学院に来た著名人の色紙、芳名録の横に
「昭和37年2月7日 ライシャワー駐日大使ご夫妻、
中曽根康弘代議士(後の首相) そして
ロバート・ケネディ米国合衆国・司法長官・・・」
とあり、その時の写真とメッセージカードがあった。
<箕面に来たロバート・ケネディ>
まさかこの箕面にあのロバート・ケネディが・・・
一瞬信じられなかった。
ロバートもまた凶弾に倒れたその時、ボクはサラリーマンで
先輩と居酒屋にいてそのTVで知った・・・
このときも一人涙を流して回りに笑われた。
ケネディ兄弟の死はショックだった。
ギリギリでバスに飛び乗ったものの、
今日は山を歩きながら、半世紀前の青春時代を想い、
箕面とケネディのあり得ない思いの接点に微笑んだ・・・ (笑)
’11-5-21