想いでのヒマラヤスギ!
箕面ビジターセンターのケヤキ広場横で・・・
渓流を眺めながら一休みをしていると、
ふっとクリのむいた皮のようなものが大量に落ちています・・・?
何だろうか・・・?
すると、丁度巡回しながら掃除をされていたセンターの人がいたので
早速教えてもらいました。
* それはヒマラヤスギの枯実、外の皮です。
ほら! 今また落ちてきたでしょう・・・
きっとあの上にはヤマガラやシジュウガラが
中の実を食べているところです。
中の実を食べて外皮を落とすんです。
ほれここに実も一緒に落ちてます・・・
クチバシでつつくので、少しは実も一緒に落ちて
しまうんですね。
ヒマラヤスギというものの、スギよりマツの葉です・・・
丁度ここに落ちています・・・全くマツの葉に似てます。
ここにあるのはバラの枯花のようですが、
これが結実したものです。
すこし湿っているけど、乾いたら花が咲いたように
広がるんです・・・雌花です。
これが好きな人は、この後ろをボンドで止め
バラケないようにしたり加工するんです・・・
いろいろと詳しく教えていただきました。
私の生まれ故郷の近くに信州大学があり(旧制・松本高校)
その構内には樹高30m程のヒマラヤスギが林立し、
幼い頃 大雪の日などその下をたまたま遊び歩いていて、
枝葉からドサドサと雪が落ち、何度か頭からかぶった事もあり、
慣れ親しんだ木です。
この箕面の森にあのヒマラヤスギがあり、
こうして再び想い出を巡ることができ、
これからここで一休みをする楽しみが一つ増えました。