箕面の森の小さなできごと&四季の風景 *みのおハイキングガイド 

明治の森・箕面国定公園の散策日誌から
みのおの山々を歩き始めて三千余回、季節の小さな風景を綴ってます 頑爺<肇&K>

想いでのヒマラヤスギ!

2013-02-25 | 箕面の森のあれこれ話し!

想いでのヒマラヤスギ!

 

 

箕面ビジターセンターのケヤキ広場横で・・・

渓流を眺めながら一休みをしていると、

ふっとクリのむいた皮のようなものが大量に落ちています・・・?

 

何だろうか・・・?

 

すると、丁度巡回しながら掃除をされていたセンターの人がいたので

早速教えてもらいました。

 

  * それはヒマラヤスギの枯実、外の皮です。

    ほら! 今また落ちてきたでしょう・・・

    きっとあの上にはヤマガラやシジュウガラが

    中の実を食べているところです。

    中の実を食べて外皮を落とすんです。

    ほれここに実も一緒に落ちてます・・・

    クチバシでつつくので、少しは実も一緒に落ちて

    しまうんですね。

 

    ヒマラヤスギというものの、スギよりマツの葉です・・・

    丁度ここに落ちています・・・全くマツの葉に似てます。

 

    ここにあるのはバラの枯花のようですが、

    これが結実したものです。

    すこし湿っているけど、乾いたら花が咲いたように

    広がるんです・・・雌花です。

    これが好きな人は、この後ろをボンドで止め

    バラケないようにしたり加工するんです・・・

 

いろいろと詳しく教えていただきました。

 

私の生まれ故郷の近くに信州大学があり(旧制・松本高校)

その構内には樹高30m程のヒマラヤスギが林立し、

幼い頃 大雪の日などその下をたまたま遊び歩いていて、

枝葉からドサドサと雪が落ち、何度か頭からかぶった事もあり、

慣れ親しんだ木です。

 

この箕面の森にあのヒマラヤスギがあり、

こうして再び想い出を巡ることができ、

これからここで一休みをする楽しみが一つ増えました。

 

  

 

 

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