箕面市と池田市の境界・石澄の滝へ
今日は箕面・新稲から「教学の森」を西尾根からへ六箇山方へ歩きながら、途中「石澄の滝」(いしづみのたき)へ下りて見た。ここは箕面市と池田市の境界を流れる石澄川の上流にある。 箕面大滝とは違い、一般の方々が散歩がてらに気軽に訪れることはできない。何しろ最初の入り口は「海の見える丘」前から巾30-40cmの細い小道をヤブコギしながら抜けねばならず、しかもつい先ほどまでいたかのようなイノシシの足跡やシカや小動物の糞が生々しく残り、その動物臭で当初は勇気がいる・・・石澄の滝へはいろんなルートがあるが、この「海の見える丘」から下るのが一番無難なようだ。(*写真をクリックすると拡大へ)
・「海の見える丘」前のヤブトンネルから下る(ぬかるみにはイノシシの足跡がくっきり残る。シカや小動物の糞も随所に~)
・抜けると杉林 道は無いのでとにかく西下へ
・周辺の異型の樹木が気になる
・やがて石澄川の岩場が見えてくる
・川原に着くと右(北)へ・・・いつになく大きな轟音がする
・左右の岩場伝いに滝つぼへ向かう
・足を滑らせるとすぐ川へ落ちるので濡れた岩場を慎重に進む
・「石澄の滝」に到着
・更に上り滝壺前にてお地蔵さんに挨拶する
・しばし滝の流れに圧倒される
・流れ落ちた水は石澄川となり、箕面市と池田市の境界を流れ、やがて大阪湾へそそぐ
・周辺の岩場
・いつ来ても柑橘類の木が一本 実をつけている 場違いの木だがなぜかホッとする
・再び「海の見える丘」へ戻り六箇山へ向かった
安全のために少し手を入れて道を整備すれば、箕面大滝とは別の自然溢れるいい山の滝として注目されそうだが・・? それとも動植物のためには、このままそっとしておいた方がいいのかも・・? 何度来てもハイカー一人にも出会ったことがないので、もし岩場を滑って川に落ちたら? 箕面の森の散策で一つの秘境のようだ。