滝道の紅葉巡り! (箕面大滝~西江寺へ)
多くの方々が箕面の紅葉を目指して遠路はるばる
訪れるとのこと・・・
箕面人としてはより美しい紅葉をゆっくりとご覧頂き
喜んで心にとどめていただけたらと願うものです。
(* 写真をクリックすると拡大します)
今日の「箕面大滝」
(* 今から432年前の1579年3月30日、戦国時代に
かの織田信長が鷹狩りに出向き、箕面の滝を見物した事が
「信長公記」に記録されているが、当時の箕面大滝と今と
どう違っているのか興味のあるところです)
(* 頼山陽が紅葉の箕面を母らと共に訪れたのは182年前の
1829年11月19日、その母も次の歌を残しています。
<幾としか きてしのびし 瀧もみじ けふぞみのおに
ちひて来にけり>
その時の大滝と紅葉の感動がよく伝わります)
裏道を下ります この辺の紅葉はこれからの様子です。
多くの方々が行き交う滝道
滝道からみる「野口英世像」と周辺の紅葉
(* 野口英世博士が1915年10月10日に母らと
箕面の滝を訪れ、<料亭・琴の家>で母孝行をしたと
いうもの)
ここより滝道と並行する山道「桜道」を行きます
頭上から落葉が盛んなので見上げると猿群が採食中です
旧・朝日倶楽部跡
(* ここはかつて夏目漱石が寛ぎ、小説「彼岸過迄」に
でてくる所)
瀧安寺霊園に下る 山並みの彩色が美しい
山道の道しるべ
桜道から見る滝道の茶店、 「音羽山荘」の裏手から
「一の橋」の「橋本亭」前に下る
滝道を少し戻り、聖天橋を渡って西江寺へ上ります
(* 聖天山不動尊)
西江寺霊園からの一望
西江寺本堂(聖天堂)まえから
(* 大聖歓喜天伝、1300有余年の歴史を有する)
大黒堂 前の紅葉
(* 御前立尊の大黒天は室町中期の作と伝えられます)
聖天閣 前の紅葉
境内には五彩塚、筆塚、花塚、虫塚、句碑などが多くみられる
種田山頭火の句碑
(* 山頭火がこの西江寺の句会に訪れたのは亡くなる4年前の
昭和11年3月8日・54歳とある)
土足庵 前
対談石
(* 役行者が修行中、ここで出現された歓喜天に拝答した
伝説を有する座石)
弁天堂 前の紅葉
西江寺山門付近の紅葉
(* 西江寺は1353年前の658年に役行者によって開かれた
日本最初の大聖歓喜天出現の地として知られます)
西江寺の美しい紅葉に見とれ、極楽のような別世界を楽しみました。
5~6分ほどで箕面駅前に到着・・・あまりに沢山の人出にビックリ!
下界に戻った事を実感しましたが、皆さんの笑顔になぜか安堵です。