箕面の森の小さなできごと&四季の風景 *みのおハイキングガイド 

明治の森・箕面国定公園の散策日誌から
みのおの山々を歩き始めて三千余回、季節の小さな風景を綴ってます 頑爺<肇&K>

瀧道の紅葉巡り!

2013-11-28 | 箕面・秋のハイキングガイド

滝道の紅葉巡り!  (箕面大滝~西江寺へ)

 

多くの方々が箕面の紅葉を目指して遠路はるばる

訪れるとのこと・・・

箕面人としてはより美しい紅葉をゆっくりとご覧頂き

喜んで心にとどめていただけたらと願うものです。

 

  ( 写真をクリックすると拡大します)

 

 

 

今日の「箕面大滝」

       

 (* 今から432年前の1579年3月30日、戦国時代に

    かの織田信長が鷹狩りに出向き、箕面の滝を見物した事が

    「信長公記」に記録されているが、当時の箕面大滝と今と

    どう違っているのか興味のあるところです)

  

 

       

 

 (* 頼山陽が紅葉の箕面を母らと共に訪れたのは182年前の

    1829年11月19日、その母も次の歌を残しています。

 

   <幾としか きてしのびし 瀧もみじ けふぞみのおに 

     ちひて来にけり>

 

    その時の大滝と紅葉の感動がよく伝わります)

 

 

 

 

裏道を下ります  この辺の紅葉はこれからの様子です。

 

 

多くの方々が行き交う滝道

      

 

      

 

 

滝道からみる「野口英世像」と周辺の紅葉

      

 

     

 (* 野口英世博士が1915年10月10日に母らと

     箕面の滝を訪れ、<料亭・琴の家>で母孝行をしたと

     いうもの)

 

 

ここより滝道と並行する山道「桜道」を行きます

      

 

      

 

 

頭上から落葉が盛んなので見上げると猿群が採食中です

        

 

 

旧・朝日倶楽部跡

   

   (* ここはかつて夏目漱石が寛ぎ、小説「彼岸過迄」に

      でてくる所)

 

 

瀧安寺霊園に下る  山並みの彩色が美しい

      

 

 

山道の道しるべ

      

 

 

桜道から見る滝道の茶店、  「音羽山荘」の裏手から

         

 

 

「一の橋」の「橋本亭」前に下る

 

 

滝道を少し戻り、聖天橋を渡って西江寺へ上ります

 (* 聖天山不動尊)

 

 

西江寺霊園からの一望

      

 

 

西江寺本堂(聖天堂)まえから

   

 (* 大聖歓喜天伝、1300有余年の歴史を有する)

 

 

大黒堂 前の紅葉

      

 (* 御前立尊の大黒天は室町中期の作と伝えられます)

 

 

聖天閣 前の紅葉

       

 

 

境内には五彩塚、筆塚、花塚、虫塚、句碑などが多くみられる

      

 

 

種田山頭火の句碑 

      

 (* 山頭火がこの西江寺の句会に訪れたのは亡くなる4年前の

    昭和11年3月8日・54歳とある)

 

 

土足庵 前

   

 

 

対談石 

   

 (* 役行者が修行中、ここで出現された歓喜天に拝答した

     伝説を有する座石)

 

 

弁天堂 前の紅葉

   

 

 

西江寺山門付近の紅葉

      

 

      

 

         

 (* 西江寺は1353年前の658年に役行者によって開かれた

    日本最初の大聖歓喜天出現の地として知られます)

 

 

西江寺の美しい紅葉に見とれ、極楽のような別世界を楽しみました。

5~6分ほどで箕面駅前に到着・・・あまりに沢山の人出にビックリ!

 

下界に戻った事を実感しましたが、皆さんの笑顔になぜか安堵です。

  

 

 

 

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