気ままな思いを

何気ない日々のこと 感想 思いなどを
綴る雑日記です 

「人生へんろ」を読んで

2006-09-01 | 読書


     【「いま」を生きる30の知恵】と、タイトルがついていますが、
    著者は、著名人30名の方々のものです。
    それぞれ、経験に基づいての、人生を語っている本でした。
    心に残る言葉も、多々有りましたが、4名の方の言葉を
    書き記してみたいと思います。

     ・ 日野原 重明(聖路加国際病院理事長)

         最後に、自分が受けた、すべてのものに感謝して
         「ありがとう」を言って、死んでいける生き方、死に
         方がしたい。

           朝食は、ジュースと牛乳とスープ
           昼は、牛乳とクッキー2個
           夜だけは、腹七分目で食べます。

         長寿の条件は、低カロリーで、私は一日1,300キロ
         
カロリーと決めています。

       大切なことは、常識に振り回されず、あくまでも、自分に
       あった方法を見つけて、習慣化することです。

     ・ 倉本 聰(脚本家)

         「人から何かをもらう」よりも「人に何かをしてあげる」
         「人の役に立っている」ということが、人間の本質的な
         生きがいに繋がってくるんだと、悟った。

         定年になってから、いきいきしてくる人もいるのに、
         すごく、老ける人がいるでしょう?
         それは、五感を訓練せず、労力を惜しむからだと
         思います。
         労力を惜しむと、挑戦することをやめてしまう。
         人生を惜しむ、感覚があっちゃいけないと思います。

     ・ 平山 郁夫(画家)

         人間は、追いつめられたときのほうが、馬力がでる。
         人間というものは、じつによく出来ていて、状態の
         悪いときが、いちばん反撃できるチャンスなんです。

         自分を、贅沢にしていくと、必ずなまるし、集中力も
         持続力もなくなります。

     ・ 納谷 幸喜(第48代横綱・大鵬)

         相撲の世界では、毎日稽古、同じことの繰返しです。
 
         同じことを毎日繰返す、耐える・・・それが、何年にも
         打ち勝つ精神力を養う。
         「精神力」は、「精心力」と書き換えてもいい。
         心は、そうやって、鍛えるものだと思います。


                   *** 文中より ***