寂聴さんの本は、何冊か読んでいます。
この本は、メモ日記の内容である。
日記は続かなかった寂聴さんが、メモ的な簡単なメモ日記なら続け
られると、死ぬまで続けようと、思い始めているのです。
作家の日記というものは、一葉をはじめ、必ずいつか人の目に
触れるのを、期待して書いているので、正直ではない。
私は、人の伝記をいくつか書いた経験からいえば、本人の日記
ほど、嘘の多い、あてにならぬものはないということであった。
と述べている。
加藤 タキさんとの対談
お母さんは、加藤 シヅエさんである。
シヅエさんが、病院ではじめて初孫を見たとき、
最初に発した言葉は、
「この子は、早く人生の苦しみを、味わえばいいね」だった。
タキさんが驚いて、それはあんまりだというと
「そうではない。人は年をとって不幸にあうと、それに打ち勝つ
力はない。苦しみや不幸は若いうちに、味わった方がそれを
克服することが出来、立ち直れる力が湧くのです」
と言ったそうだ。
*** 文中より ***
人生経験上からの、言葉ではなかったでしょうか。
加藤 シヅエさん
女性解放運動のパイオニアです。
戦後は、日本初の女性国会議員として、女性問題を
始め、外交や環境保護の問題に、とりくんできた。
104才で永眠。
私も、メモ日記は、書き続けています。
電話があったとか、何処かへ行ったとか、その日の主だった
ことを、書き記しています。
これが、後になって、確認するときに、役に立つことがあります。
確実な、メモ・日記だからです。
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ウオーキング~お休みしました。