6月17日のブログに、「外反母趾? 痛風?」の記事を書きましたが、
痛風の尿酸値についての、新聞記事がありました。
痛風も字の如しで、風があたっただけで痛いというほどの、
激痛を伴うもので、痛みが治まっても、病気が改善されたわけでなく、
痛みがなくても症状が進行中という、注意が必要な病気です。
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尿酸値が高いと、痛風になることはよく知られています。
プリン体の多いビールやレバーに限らず、砂糖が多く含まれて
いる食品や、アルコールを控えることが大切です。
プリン体の多いビールから、少ない焼酎にすれば大丈夫」というのは
誤りで、アルコールはプリン体を尿酸に変えるのを、促す働きがあり、
プリン体が少ない酒でも、大量に飲めば尿酸値は上がります。
米国では、食品と痛風発作の関連性を調べた研究が、発表されている。
酒はビールが最も危険度が高く、低いのはワイン。
プリン体を多く含む食品の中でも、肉は危険性が高いが、
ホウレン草やブロッコリーなど野菜は低い。
コーヒーはたくさん飲む人ほど、発症率が低かった。
最近注目されているのが糖類。特にジュース類などに多く
含まれている糖類が尿酸値を上げるという。
兵庫医科大の森脇 優司教授(プリン代謝学)は言う。
「激しい運動をした後に、サウナで大量の汗をかき、ビールや
清涼飲料水をがぶ飲みする。こんな生活習慣は最悪、
適度な運動と、こまめな水分補給が大切です」と話す。
*** 朝日新聞・体とこころの通信簿より抜粋にて ***
男性に多い病気と聞いていましたが、女性もホルモンバランスが
変る閉経後は、要注意とのことです。
尿酸値が高くならないように、食事にも気をつけたいものです。
プリン体をとり過ぎないように、減量は尿酸値を下げる効果が、
水分をとって尿酸を排泄、アルコールの取り過ぎは痛風のもと、
などなど、バランスのよい食事を、心がけたいと思います。
紫陽花 「墨田の花火」の一輪を写したものです