ニュースなどで「心肺停止」という言葉をよく聞きますが、
実際にはどういう状態なのかは、知りませんでした。
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「心肺停止」は呼吸と心拍が止まった状態をいいます。
蘇生の可能性が残されており、死とは違います。
2013年に全国で救急隊が病院に運んだ心肺停止の人は約12万4千人で、
個のうち約6%(=一ヶ月後の生存率)が助かりました。現場を目撃していた
人たちがすぐに救命処置を始めれば、さらに生存率は上がります。
救急隊員は現場に到着すると、気道を確保したうえで腹部と胸の動き、口元の
空気の流れを観察して呼吸を確認し、首を指で触れて脈拍をみたうえで、
心臓マッサージや人工呼吸で救命を図ります。
一方で、死亡を法的に判断できるのは医師だけだ、と医師法が定めています。
呼吸、心拍の停止に瞳孔の拡大を加えた「死の3兆候」を調べて、助かる可能性
がゼロであることを専門的な見地から判断する必要があるからです。
このため、救急活動にあたる消防や警察は、亡くなっている可能性がきわめて
高い人についても、医師の診断を経ていなければ「心肺停止」と発表しています。
救出から医師の死亡診断までに時間がかかる山岳遭難や自然災害を報じる
場合にこうした表現が増える傾向があります。
*** 朝日新聞・Re:お答えしますより抜粋にて ***
医師の診断を経ていなければ、救急活動をしている消防や警察は、「心肺停止」と
いう言葉で発表している訳ですが、素人には「心肺停止」というと、「死?」と思って
しまいがちですが、すぐに救命処置で助かる方も多いわけです。
「お答えします」の記事で、いろいろの事を知ることが出来ました・・・。
鉢植えのチューリップです。。。。