うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

みんなで書きくけ 国勢調査

2005年10月11日 03時10分10秒 | うちなー日記(沖縄編)
今年は5年ぶりに国勢調査が行なわれました。私も共同住宅在住として、記入しました。
この国勢調査、ちまたでは近頃プライバシーの意識が高まってきており、記入を拒否する住民もいて、調査員の方はかなり苦労しているそうですが、その話は置いといて、私のマイブームとしての国勢調査を紹介します。
ここ、沖縄県では、何故か国勢調査のCMが好評で、その中で流れる曲を歌える人が結構いました。かくいう私もその一人で、その曲が次のような歌なのです。
「あいうえ沖縄 かきくけこ さしすセンサス(国勢調査のマスコットキャラ) みなさまの お役にたちつて 国勢調査♪」
この曲が実に良いのです。というか、県レベルで曲まで作る力の入れように惚れました。このCMは、ネット上でも公開されていて、沖縄県国勢調査のサイトで見られます。このサイトでは、CMで使われたイラスト(これがまたレトロで、茶の間にラジオしか無いw,しかも女の子の首が飛んでいる・・ww)を壁紙にしてあり、ダウンロードできます。現在、私のパソコンの壁紙に使っています。(ケータイの着うたもCMの曲だったりする)
昨日、10月10日までで調査票の回収も終わりCMの放送も終了しましたが、まだしばらくはあの曲の記憶が残るでしょう。
試しに奈良県の国勢調査のサイトを見てみましたが、CMどころか、イラストも無く、ものすごく地味でした。orz

あれっ!?こんなところに・・・

2005年10月11日 03時06分57秒 | うちなー日記(沖縄編)
今朝、写真部から借りてきたアサヒカメラ78年10月号を読んでいると、「立体特集◎日本列島’78」というカラー写真の特集の中に、病院の新生児室の写真が載っていました。講評によると、「光の入る室内の様子が、都会の病院の無菌室のような無機質さを感じさせないあたたかい作品」ということなのですが、どうもこの室内、どこかで見たことがあるのです。床材の配置や色、窓から少し見えている欄干型の手すりの形・・・どう見ても、私の実家の町の病院です。後のページの撮影地のデータを見ると、やはり「奈良・天理」という表示がありました。こんなところに・・・という感じです。
この病院、「天理よろづ相談所病院 憩の家」という病院で、外観が独特で、通常のビルの上に瓦葺の屋根を乗せており、窓枠が赤色に塗られていて、さながら龍宮城のような建物なのです。よろづ相談所などといわれると、病院らしくない名称ですが、ここでは身体的な病気や怪我だけでなく、心療内科とは別に悩み相談から結婚相談まで多岐に渡るケアを行なっています。結構大きな病院で、入院用のベッド数が1001床、診療科目が30近く、一日の外来患者数が2500人にのぼります。また、医療の質にも定評があり、「日本の名医ハンドブック」などでも必ず上位にランクしています。現在、総合で全国20位くらいのレベルに位置しているそうです。現在、既存の建物が手狭になっていて、外来診察用の別館を建設しています。
それにしても、この写真誌の講評では、いかにも田舎の病院の様な印象を受けますが、恐らく木製の床材と欄干の組み合わせから、評者は木造の病院を想像したのでしょうが、実際には、当時まだ完成から日の浅かった鉄筋コンクリート地上8階、地下2階建てのビルの中だったのですが・・・。