今日最後は中山紀念公園の話題から離れてMTRの最近の変化です。ここ最近大陸人の旅行者が増えていることもあってMTRの混雑度合いがひどくなっていますが、その対策なのでしょうか?座席が減って空間を増やしている車両が増えてきています。しかしただ座席を外しているのではなく、写真のようなちょっとした腰掛けが設置されるようになっています。これはなかなか良いアイデアですね。短い区間を乗るにはこの程度の腰掛けがあれば十分で、これで有効スペースが稼げますからね。
孫文が正対しているのは香港上環の街の方角となっています。でもこれって像の後ろ側から眺めると少し違和感があります。孫文の像はどちらかと言いますと海側を眺めている方が相応しい像のように感じるからです。像をどちらに正対させるかは設置者も悩まれたことかもしれませんね。
海の近くに生活する人間にとっては、陸に向かう内向きの志よりも海原に出ようという外向きの志の方が強いように感じます。
海の近くに生活する人間にとっては、陸に向かう内向きの志よりも海原に出ようという外向きの志の方が強いように感じます。
孫文の像のある広大な芝生広場には私以外誰もいませんでした。孫文は中国華南地区では有名な人物ですが、ここまで観光客がいないのは驚きました。理由の一つはガイドブックに記載されることがほとんど無い公園だからでしょう。どうしてあまり紹介されていないのでしょう?私はよく知らないのですが、この公園比較的新しい公園で場所も上環からやや離れていて、アクセスが不便なので紹介されにくいのかもしれません。
上環から歩いて10分ほどでしょうか?このような運動公園が見つかります。綺麗なバスケコートとサッカーコートがあって、どちらも市民が練習に勤しんでいました。このあたり、昔は西区スポーツセンターという名前が付いていたように記憶していますが・・・、間違っていますでしょうかね?それが、中山紀念公園の中に取り込まれたようです。
今日も本当に寒い一日でした。特に夜は冷え込んでいます。そろそろインフルエンザが流行しそうな季節ですが、イミグレで健康調査票の記入が始まったとの話はまだ聞きません。そろそろでしょうかね。
話変わって私は今日から仕事初めでしたが、三が日は結局羅湖の方の地下鉄3号線を乗りには行きませんでした。これが正解だったようです。一昨日の深セン日報に、地下鉄3号線大混雑している写真が載せられていました。布吉から先は地下鉄自体が初めて走る場所でしたので、近くの住民が地下鉄に乗りに押しかけたようです。写真を見ると上海万博さながらの混雑の様子が見てとれました。こんな混雑に巻きこまれなくて良かったです。ちなみに3号線は地下鉄と言うよりほとんどが高架線だそうです。
さて、香港上環の続きです。ホテルでチェックインした後、夜景の前にまず向かった先は中山紀念公園でした。この公園、いつもフェリーの中から見えるので気になっていましたが、これまで行く機会がありませんでした。もしかしますとこの公園の存在すらご存知ない方が多いかもしれません。上環フェリー埠頭からやや西側のスポーツセンター近くにあります。
信徳ビルから西側に歩いていくとそこには有名な乾物屋街が連なっています。歩道にこんな感じで海鮮を干している光景もよく見られます。