ときどき
今日はマカオへ行こうと思っていましたが起きてみると非常に寒くて風が強かったので、急遽取りやめました。この風だとフェリーも相当揺れるでしょうし・・・。明日も寒いとのことで深センでゆっくりすることにします。
話は変わって昨日だったか深セン電視台の第一時間という番組で、倒れて怪我をしたお婆さんを見つけ、病院まで連れていって介抱した高校生が深セン市から何らかの表彰をされて「1万元」もの賞金が出たと報道されていました。自分の好意で老人を助けたこの高校生に1万元もの賞金を出し、また大々的に報道するのはおかしくないかとの論点で議論がなされていましたが、一般市民はこの手の賞金と報道は必要と感じている人がほとんどの結果となりました。
この報道を聞くとやっぱり日本人と中国人の考え方の違いに気づかされます。日本人の場合には報道はされても賞金を受け取る人はまずいないでしょう。万が一賞金をもらったとしても、それをまた寄付する場合が多いと思います。日本人の滅私奉公精神と、中国人の現実(利益)主義、自分中心主義の精神の違いは大きいと思います。
滅私奉公を地でいった人と言えば台湾の李登輝前台湾総統が思い起こされます。今週彼が90歳になってお祝いされているニュースを見ました、まだまだお元気で色々な人に人気がある彼ですが、彼が総統時代に実施した色々な政策は、今の台湾発展の基礎になっています。
さて、今日最初の写真は春節帰省用のチケット売り場に並ぶ市民の様子です。今週からチケット販売が開始されたと聞いていますが、昔と違って今は携帯電話やネットで購入できるようになり、チケット売り場に長蛇の列が出来ることはほとんどなくなりました。今朝のニュースでは、警察が各駅に出現するダフ屋の取り締まり強化を開始したとのこと。未だにネットや携帯に縁が薄い市民を騙す輩が一杯いるでしょうからね。