吃飯了没有?

元中国深セン駐在員のブログ~中国・中国芸能情報・各方面の旅行日記、日本の街歩き情報を配信します。

南澳旅情⑩

2011-04-18 21:30:40 | 深セン情報
昨日宇都宮に移動し、今日から出社です。出社して最初に感じたことは、やっぱり中国人と日本人との差です。会社の事務所に入るやいなや、中国人の場合には知っている人の場合にはものすごいウェルカムの態度で色々(うるさいくらい)話しかけてきますが、日本の会社の場合、挨拶はしますが大げさな歓迎の態度を示してくる人はほとんどおらず、皆疲れた表情をしています。

中国人の場合は、一人寂しくしていると、仕事に関係のない雑談を色々して相手をしてくれますが、そういうことがないんですよね。それぞれ一長一短はありますが、中国に長くいた人間にとっては日本人の応対に寂しく感じてしまいます。ちょっと孤独感を覚えてしまいました。

中国深センの場合は従業員が若い人の割合が多く、若い人と話をする機会が多く非常に楽しい時間を過ごせます。しかし、ここ日本では私の肩書きのせいもあるのですが、気さくに話しかけてくる若い人は皆無です。この差は大きいですね。対等に話が出来るのと出来ないのでは、コミュニケーションの幅が異なってきます。これは夕食においてもしかりです。深センでは店の小姐達や日本人の友人と本当にたわいもない会話でいつも笑いながら食事をしていましたが、ここ日本ではそういう機会も皆無でしょう。

それと当たり前ですが、携帯に入るメールや電話の量が日本に戻ってゼロに近くなりました。こういう状況になると早くたくさんの友人を作る方法を考えなくてはと真面目に考え始めています。んーーー、暫く逆カルチャーショックに悩まされそうです。

さて日にちが空いてしまいましたが、南澳旅行の続きです。


↑海鮮市場の裏の商店街にはこんな海苔も山積みで売られていました。海苔好きな私は思わず手が伸びそうになりました。でも今まで食べた海苔で一番印象に残ったのは韓国海苔ですね・・・。


↑何か中国華南地区の商店街といった感じで本当に良い感じを醸し出しています。買出しを終えた麦わら帽子を被ったおばちゃんも愛らしいです。


↑蝦やら烏賊やら色々な種類の乾物が売られていて、料理好き・お酒好きにはたまらない場所でしょう。


↑商店街を過ぎるとすぐそこには華南地区の現実の雰囲気が存在していました。少し古びた家の前に犬が一匹散歩していました。ワンチャン、捕まって食べられないよう注意してね・・・。


↑南澳商店街の入り口に、ツーリング族が集まっていました。深セン中心区、あるいは龍崗あたりからここまでやってきたのでしょうね。日本だったら特に珍しくもない光景ですが、ここ中国では運転が荒い人が多く非常に危険なので、こうやってツーリングをしている人を見ると命の危険を顧みずよくここまで来たなあと感心してしまいます。


↑こんな道標?も見かけました。籠から蟹が出てきて少しユーモラスです。


↑ホテルまでの坂を登っていると街路樹の植樹を行っている最中でした。おじいさん、おばあさんの集団でこんな力仕事をしているので本当に大変だなあと思ってしまいました。中国の道の清掃や樹木の管理ってこういう人達に支えられているんですよね。本当にお疲れ様です。

今日はこれにて終了です。明日はまたホテルの中の様子を紹介します。