朝のコーヒー。
ほぼ毎朝、手で豆を挽いて、ハンドドリップします。
一回の挽いた豆からの「滓」は64gほど。
これを一年分で計算すると、64g×365日=23.360kg。
結構な重量になりますね。
食用の米は玄米(30kg)のまま保管しています。
毎回炊く分量だけ、家庭用の精米機で白米にするんですが、
ここでも「米糠」が発生します。
米糠は捨てずに、少しだけ糠漬けに使います。
自家製の無添加の糠漬けは善玉菌がたっぷり含まれているので、腸内環境にも寄与。
おかげで便秘知らず(笑)。
糠漬けといっても、それほど糠を消費するわけではなく、その大半を家庭の生ごみ(野菜屑、コーヒー滓や緑茶の出し殻などと一緒に)として菜園の土に漉き込みます。魚の皮や残った肉も一緒です。
コンポストは使いません。
表土を軽く掘って、そこに生ごみを蒔いて、掘った表土を薄くかけてあげると、夏場は数日もすればほぼ消えて無くなります。卵の殻だけ残りますが、嫌な臭いなんてまったくしません。土中に生息する微生物がサクッと分解してくれます。いい働き手ですね。
(冬季は微生物の活動が止まるので、分解に時間が必要)
微生物が分解した生ごみは排泄物となり、植物の栄養分として利用されます。
市販されている肥料など一切使わなくても、野菜はすくすく育ってくれます。
菜園を始めたばかりの頃は土の養分が足りず、野菜は大きく育ちませんでした。
この畑はそろそろ10年になりますが、今では何もせずとも大きく育つようになりました。保水性も保たれているようで、水遣りせずとも枯れません。
自然の営みに感謝。
この季節の野良仕事は過酷。
35℃に達する気温の中で働くと汗と土でドロドロ。
なので夜はしっかりミネラルを補給する必要があります♪