最近、話題のオレンジワイン。幅広い食事との相性が良いことで知られており、 ペアリングを行うレストランなどからも
注目されています。
白ワインは白ブドウの搾汁から果皮と種子を取り除き発酵させますが、オレンジワインは白ブドウを用い赤ワインと同様に搾汁を果皮や種子と一緒に醗酵させて造ります。長く漬け込むことで果皮や種子に含まれる成分が抽出される為、独特の風味を生み出しオレンジがかった色合いになります。ジョージア(旧グルジア)などの地域ではこのマセラシオン(醸し)の過程が非常に長く、美しい琥珀色となることから「アンバーワイン」とも呼ばれます。
そしてオレンジワインの最大の魅力はフードとのペアリングの幅広さ。タンニンや旨みの強い白ワインということは、白ワインが合うものにも対応するし、軽めの赤ワインが合うものにも対応できるということです。
ワインを料理に合わせて何杯も頼むのは面倒くさいし、量もかさむし、高くつく。そんなときはオレンジワインが1本あれば、前菜、魚、肉と無理なく寄り添ってくれる。魚も白身からマグロ、貝類、ブイヤベースや西京焼きまで幅広い。テクスチャー(骨格)もしっかりしているのでコースの中で普段は合わせづらいスープにも合ってくれます。
魚の旨みから肉の甘さまで素材を生かすし、クミンなどのスパイスのニュアンスがあるものも多いのでカレー的なスパイスや、サフラン、コリアンダーのようなものも合う。つまりはアジアから中近東、そして北アフリカというエキゾチックな料理も楽しい。
天然酵母の発酵の旨みがあるので、味噌や発酵食品など日本ではおなじみの食もいい。いぶりがっこ、野沢菜、キュウリの肉みそなんていう居酒屋的なメニューだってOK。オレンジワインが1本あればいつものワインのバリエーションに彩りが増えます。
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そして、こちらの「ヨー子」はスパイシーなカレーとの相性が素晴らしく良い。インドカレーの本場では、ヨーグルトと牛乳で作る定番ドリンクのラッシーを合わせるくらいだから、ヨーグルト酒が合わない訳がない。
むしろヨーグルトと純米大吟醸で造るアルコール飲料の方が呑兵衛にはぴったり(笑)。
山形県と秋田県に跨がる、鳥海山麓の牧場から届いた新鮮なヨーグルトと、「楯野川 純米大吟醸酒」を絶妙なバランスでブレンドした濃厚なヨーグルト酒「ヨー子」は、一度呑んだら誰もが虜になってしまいます。
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