
(2014.10.18訪問)
またまた近江路を走っております。迷車大和路号、今日も快調。
標高443mの岩間山のテッペンに位置する岩間寺は、西国三十三観音霊場十二番札所です。山岳寺院の最た
るもので徒歩参拝となると、相当ハードな登山参拝を覚悟、往昔の人々はこういう困難な道のりを信仰心を
たよりに精一杯の巡礼をしたのでしょう。今ではクルマでスイスイ、隔世の感です。
朝九時頃お寺到着、さすがこの時刻、まだ巡礼の方はいません。朝の太陽思いのほか強く、鬱蒼の樹々を通
してこぼれる陽光に気分上々、森閑とした清涼感を十分に味わう上等の時間をいただきました。
▼本堂。

[ 岩間寺 ]
●山号 岩間山 (いわまさん)
●寺号 正法寺 (しょうほうじ) 通称 岩間寺 (いわまでら)
●勅願 伝 元正天皇 (げんしょうてんのう)
●開基 伝 泰澄 (たいちょう)
●開創 伝 養老六年 (722年)
●宗派 真言宗醍醐派
●本尊 千手観世院菩薩 (秘仏)
▲拝観料 300円 朱印300円 駐車場無料
▲拝観時間 9:00?16:30
▲西国三十三カ所観音霊場第十二番札所
▲http://www.iwama-dera.or.jp/
▲滋賀県大津市石山内畑町82 Tel. 077-534-2412
▲JR「石山駅」京阪電車「石山駅」より京阪バス52、53、54系統で「中千町」下車 徒歩約50分
毎月17日縁日シャトルバスをご利用ください。
京滋バイパス石山ICから約10分 名神瀬田西ICから約15分
▼参道。石灯籠がズラリ。

岩間寺縁起 (岩間寺HPより抄出)
養老六年加賀白山を開いた泰澄大師が元正天皇の三十三歳の大厄の病を法力により治した褒美として建立し
たことに始まる元正天皇の勅願寺院である。往昔は、後白河、後宇多、正親町天皇等、歴代天皇の尊崇厚く
熊野、吉野に並ぶ、日本三大霊場の一として隆盛していた。養老六年元正天皇の病気平癒祈願を成満した泰
澄は、加賀白山を開く途上、霊地を求め岩間山を訪れた折、桂の大樹より千手陀羅尼を感得し、その桂の木
で等身の千手観音像を刻み、元正天皇の御念持仏をその胎内に納め祀りご本尊とし当山を開創した。
▼寺標は札所が刻字。

境内口には仁王さんが守ってます。このお寺には山門がありません。
▼阿形さん。

▼吽形さん。

▼すこし行くと左手に大師堂。

▼大師堂扁額。

▼本尊はいうまでもなく、宗祖空海さん。

▼デッカイ銀杏のもとに稲妻龍神社。

▼火伏の銀杏という大銀杏です。樹高26.0m、幹周り3.68m、樹齢450年。

▼本堂前の手水舎。

▼本堂。

▼本堂正面、結構ゴチャゴチャしてますネ。ココで御朱印をいただきます。

▼「写真、外からやったらOKです」と云ってもらって撮つたのがこれ。言い訳はしません。
お厨子内に秘仏ご本尊。写真はお前立ちの千手さん。右脇侍は婆蘇仙人、左吉祥天さん。
この組み合わせサッパリ判りません。空海さん教えて下さい。

▼観音堂。

▼細長いお堂の中、三十三カ所札所のキンピカ観音さんが並んでいます。

▼これがカワズ飛び込んだ芭蕉池。

▼カワズ句碑。古池や 蛙とびこむ 水の音 芭蕉
この句の池は各地に結構あるみたいですネ、マァ詮索はよしましょう。

▼非常に小さい池です。

▼池のとなりに不動堂。

▼不動堂扁額。

▼お厨子は閉まったまま、お不動さんは拝見出来ませんでした。

▼少し上った所、五社権現堂。

▼この五神をお祀りしています。

▼本堂前にご本尊出現の霊木大桂、この木はその子孫樹。
開基泰澄大師が霊地を求め行脚中、岩間山中この大樹から千手陀羅尼経が聞こえた。そこで泰澄さんこの
木をもって千手観音、吉祥天、婆蘇仙人を刻まれその胎内に、元正天皇念持仏を納め、本尊となし当山を
開創したと寺伝は云ってるそうです。

▼護法龍王拝殿。岩間山中に鎮座する、九頭龍龍王、白龍龍王、七面弁財天を遥拝する拝殿。

▼三十三ヵ所霊場のお砂踏み場。立派な三十三観音石像が建ってます。

▼八大龍王堂。法華経に説かれる水を司る八龍王を祀っています。

▼路傍のお地蔵ちゃん。

▼ぼけ封じ観音。爺ちゃん、婆ちゃんの護り観音さん。

▼鐘楼。

▼御朱印です。

神仏習合の見本みたいなお寺です。とくに龍にまつわるお社がたくさん存在し、龍神信仰が盛んなようで開
基泰澄さんが白山龍神を感得された縁で観音菩薩と習合、このお寺の性格付けがなされたようです。
西国十二番霊場、これにてオシマイ。続いて十三番石山寺へGO!ですよ。
フロクと云っちゃなんですが……。
当初、岩間寺の奥之院鎮守社かと思ってました奥宮神社はお寺とは関係のない神社でした。
所在もこの神社は京都府宇治市になります。それでは少し怖い道を辿って奥宮神社へ行きましょう。
▼奥宮神社への道。道なき道風の参道。途中分かれ道、左上醍醐寺、右奥宮神社への道しるべ。

▼こんな山道が続くんです。この道、実は裏参道らしいのです。

▼一転、最高所に神社が現われます。

▼本殿です。祭神は大山津見命。

▼鈴を二打振り二拝二拍一拝。

▼神社の歴史は新しいものです。鎮座昭和四十六年。

▼岩間山最高所標高443mから琵琶湖の眺望。

▼コチラ大津市街の眺望。

岩間寺からの参道は、あまり人の通行は無いようで相当荒れています。山上から表参道は急ですが立派な石
段参道が続いていました。
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