(2018.06.09訪問)
常念寺から次に向かいます。ナビガイドで目指すお寺の門前までは来たんですが、門前に駐車場有りませ〜ン。
街中の道が細~い、狭~い、道にもクルマ止められませ〜ン。グルリと廻っても近くに駐車場有りませ~ン。目指すお寺に行けませ〜ン。
目指すお寺は諦めて、そんな道を流しのタクシー気取りでクルクル走っていると有りました、駐車場付きお寺が。
▼門前の寺号石柱。
[ 大智寺 ]
●山号 橋柱山 (きょうじゅうざん)
●寺号 大智寺 (だいちじ)
●開山 叡尊上人 (えいそんしょうにん)
●開基 慈真上人 (じしんしょうにん)
●開創 弘安年間 (1278年~1288年)
●宗派 真言律宗 (しんごんりっしゅう)
●本尊 文殊菩薩 (重文)
▲京都府木津川市木津雲村42-1 TEL.0774-72-2500
▲拝観 9:00~17:00
▲http://www.daichji.com/
▲JR大和路線「木津」駅下車、徒歩10分
大智寺縁起 (大智寺HPから抄出)
木津川泉大橋のそばに建つ当寺は、鎌倉時代かつて行基の架けたいわれる泉橋の橋柱をもって文殊菩薩像を刻み、西大寺慈真和尚を
開基として橋柱寺と称する一寺を建立された。其の後、寛文9年(1669年)本寂和尚によって再興し、寺名を橋柱山大智寺と改められ
た。当寺を一名橋柱寺と呼ぶのはこうした由来による。本堂、表門、鐘楼、庫裡、書院からなる当寺は、再興に際して東福門院和子
{後水尾天皇の皇后により費用が下賜された由来深き寺院である
▼大智寺縁起。
▼山門。
▼山門扁額。
▼山門から見える本堂はスグ目の前。
▼鐘楼。
▼本堂に行く前にチョット左上を。
▼よく育ちましたネ、樹高20mはあるかナ、孤高の樹。
▼本堂。桁裄3間、梁間3間、入母屋造、本瓦葺、1間向拝付。
完全密閉、中を窺うことは出来ず、本尊文殊さんには会えません。
▼本堂扁額。黄檗山萬福寺開山の隠元禅師の書。これはどうもレプリカのようです。
▼本尊文殊菩薩半跏像 (重文)。写真で見る限りでも美し~い完璧な文珠さんですネ。
安倍の文殊さんには大きさで負けますが、しかし一度は拝見したい文殊さんです。
像高65.2cm、寄木造、玉眼、快慶作と寺伝で伝わるそうですが、実のところ不詳。
★後で知ったんですが、前もって拝観予約をすれば、本尊文殊さんに会えるそうです。
(写真は大智寺HPより)
▼十三重石塔。
▼宝篋印塔。
▼お地蔵さん。
▼チョット変わった石灯籠。
▼びわの木らしいです。
▼実がこれでもかとたくさん落ちてますがホンとに「びわ」かな?
?がついたところで大智寺 オ シ マ イ
大智寺は地域の檀家寺でごく小さなお寺ですが、時には街中のこんな小さなお寺にもビックリするような仏像が保存されています。
写真の文殊さんは重文指定をされている仏像で、もう一度訪ねて是非実物を拝見したいと思っています。
仏像ファンのみなさ〜ん、訪ねる時は予約電話をお忘れなく。