(2018.04.07訪問)
大塚国際美術館に行こうとウチの奥さんが云うので行ってきました。
大和路号は鳴門市を目指して淡路島を素通り、鳴門の渦潮を眼下に瞬くうちに大塚国際美術館に到着。
世の名作絵画を陶板写真で再現、総て原寸大の作品を展示、展示数1000点を超えるそうです。
全部見るのは不可能とウチの奥さんに告げ、不審な眼差しをものともせず早々に大和路号は、
四国88カ所霊場第1番札所霊山寺に向かったと思ってください。せっかく四国路に来たんですからネ。
▼大塚国際美術館正面エントランス。
▼ついに着いたよ四国霊場第一番。
[ 霊山寺 ]
●山号 竺和山 (じくわざん)
●院号 一乗院 (いちじょういん)
●寺号 霊山寺 (りょうぜんじ)
●勅願 聖武天皇 (しょうむてんのう)
●開山 行基 (ぎょうき)
●開創 天平年間 (729年~749年)
●宗派 高野山真言宗 (こうやさんしんごんしゅう)
●本尊 釈迦如来像
●四国88カ所霊場第1番札所
▲拝観料 朱印300円 駐車場 無料
▲徳島県鳴門市大麻町坂東塚鼻126 Tel.088-689-1111
▲ http://www.88shikokuhenro.jp/tokushima/01ryozenji/index.html
▼八十八カ所第一歩はこの山門から。
霊山寺縁起 (四国八十八ヶ所霊場会公式ホームページから抄出)
弘仁6年(815年)弘法大師が四国の東北から右廻りに巡教された際、この地で衆生の88の煩悩を浄化し、また衆生と自らの厄難を攘
はらって、心身の救済ができる霊場を開こうと37日間の修法をされた。その時仏法を説く一老師をたくさんの僧侶が取り囲み、熱心
に耳を傾けている霊感を得た。大師はその光景が天竺の霊鷲山で釈迦が説法をしていた情景と似ていると感じとり、インドの霊山を
倭国に移す意味で「竺和山霊山寺」と名づけられた。
▼取り敢えず左右の仁王さんにごアイサツ。
▼山門を潜るとスグ左手に鐘楼。
▼鐘楼となりに多宝塔。塔形抜群の美形多宝塔、歴史経過の古色が塔の気品をいやが上にも盛り上げているようです。
本尊五智如来像、応永年間(1394年~1428年)建立。
▼五智如来と書かれた多宝塔扁額。
▼小窓から覗いた内部。五智如来が祀られてますが、中尊大日さんは獅子に乗ってるのか、獅子は別なのかよく判りません。
▼テッペンに立派な宝珠がのる多宝塔の相輪。
▼多宝塔。
▼十三仏堂。全員石仏です。
▼修行中のお大師さん。
▼不動堂。
▼目の着色が中々リアルな石像お不動さん。
▼吊り灯籠で賑やかな本堂の内部。
▼天井の龍図。見る角度で表情が違うとと云われてるそうですが、龍は龍でした。作者は判りませんが中々迫力満点。
▼本堂内陣の奥正面が本尊がお入りのお厨子でしょう。
▼本尊の絵姿。
実像像高14cmと伝わるらしいですが如何せん写真がありません。
▼放生池。
▼高級錦鯉らしいです。ジーッと睨まれました、相当挑発的な鯉でした。
▼不謹慎な鳩。右の童子とにらめっこ。
▼十三重石塔。
▼大師堂。
▼大師堂前面、お堂内へは入れません。
▼青空に映える宝珠。この宝珠を見上げて第1番札所霊山寺 オ シ マ イ
▼第1番札所朱印です。各札所敢えて参拝日付を入れないそうで、最終88番で日付を入れるとのことでした。
ボクの場合打ち止めはいつになることやら。
チョット身構えて訪問した四国88カ所霊場第1番札所霊山寺でしたが、いつものお寺巡りと何ら変わることなく拝観。
同行二人の巡礼衣装の方が少なかったのは意外で、2番以降のお寺がどうか判りませんがここ霊山寺、意外にこじんまりとしたお寺です。
88カ所のお寺と云っても特に何かを感じるということもなかったボクの四国88カ所霊場訪問の第1歩でした。
お大師さんの空気感は巡礼を重ねる毎に増して来るのでしょうか。
せっかくです、次に2番札所日照山無量寿院極楽寺訪ねます。
霊山寺オシマイ。
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ボクもお寺については本文最後に仰っているとおりの印象を受けました。
88カ所満願というのは、ボクにとっては夢みたいなもんですが、
四国のお寺巡りと云うことで、
いつかはやってみたいという思いもあります。
コメントありがとうございます。
88か所は無理だとしても廻ってみようかという気持ちにさせる魅力は四国にはありますよね。
私はGW後に旅に出ようかと考えています。いつも刺激を与えていただいて感謝しています。
ご無沙汰しています。
ボクにとっての四国は、マッタク未開の巡礼地。
88カ所巡礼、一度は決行したい思いはあるのですが、
なにぶん四国は遠いですし、なんて言ってる内はダメですネ。
kurumatabiさんの写真がボクの目標。
特に塔の写真は塔好きのボクにとって憧れの写真、自身ナットクの塔写真未だダメです。
まだまだシャッター数、足りないようですワ。
次の旅、どちらへ行かれるんでしょう。イイ旅を、そしてイイ写真を期待してます。
いつもありがとうございます。