土曜日は古寺を歩こう。

寺勢華やかな大寺も、健気に法灯を守り続ける山寺もいにしえ人の執念と心の響きが時空を越え伝わる。その鼓動を見つけに…。

頂妙寺、日蓮宗二十一箇本山の一つです。

2016年08月06日 | 京都の古寺巡り




(2016.08.04訪問)

ダリ展後、仁王門通のいつもの和蘭豆でコーシーを一杯のつもりで訪ねたらまだオープン前、待つのもシャクなのでこの通りを川端
通に向かって歩いていたら頂妙寺の前に。このお寺の仁王門が仁王門通の名前の由来になったと云う由緒のお寺、早速山門を潜りま
した。真っ昼間の炎天下、京都の暑さは半端じゃありませんでした。よってサラッと軽くの訪問記です。




▼ここからの帰り道、仁王門通をフラフラ歩いていて……、






[ 頂妙寺 ]
●山号 聞法山(もんぽうざん)
●寺号 頂妙寺(ちょうみょうじ)
●宗派 日蓮宗(にちれんしゅう)本山
●開基 細川勝益(ほそかわかつます)
●開山 妙國院日祝上人(にっしゅうしょうにん)
●開創 文明五年(1473年)
●本尊 十界曼荼羅。
▲拝観 境内自由 朱印300円 頂妙寺は拝観観光寺院ではありませんが時に特別拝観があるそうです。 
▲京都市左京区仁王門通川端東入大菊町96 電話075-771-0562
▲京阪電車「三条駅」下車北へ徒歩10分
 京都市地下鉄東西線「三条京阪駅」下車北へ徒歩10分




            ▼デッカイ寺号碑が……、






頂妙寺縁起 (頂妙寺パンフから抄出)
下総中山法華経寺の妙國院日祝上人が文明五年 (1473年) 上洛し、守護細川勝益公の帰依により開創。紆余曲折を経ながら江戸時代
に入り、延宝大火や天明大火で伽藍はことごとく焼失、現在の堂宇は天明大火以後の建立であります。。




▼仁王門通に面した山門。







▼仁王門通の名の由来になった、これがその仁王門です。







▼立派な仁王門です。三間一戸楼門、入母屋造、本瓦葺、八脚門。
 伝運慶作の持国天像と多聞天像を安置しているらしいのですがネット越しでよく判りません。













▼境内は結構広く正面に本堂が見えます。






            ▼本堂前に宗祖日蓮さんの銅像が境内を睥睨、貫禄の像です。






▼本堂。両サイドの銀杏の大木、繁り過ぎ。







▼本堂七字名号扁額。







▼本堂正面になんでしょうか。あるかないかの風に揺らいでいます。







▼吹き放しの一間外廊。







▼本堂妻側の造りと賑やかな彫刻。







▼本堂後堂。







▼祖師堂。開山妙國院日祝上人をお祀りしています。堂内は入ること、見ること出来ません。







▼祖師堂扁額。

  





▼祖師堂。







▼大黒堂。このお堂も入ること出来ません。







▼鐘楼。







▼鬼子母神堂。もちろんこのお堂も入れません。

 





▼妙見宮。頂妙寺の鎮守社でしょうか。







▼妙見大菩薩が主神で弁財天も祀られています。







▼お稲荷さんも二重鳥居で。

              





▼祭殿。

 




            ▼年号入りの石碑。土地寄進者の碑でしょうか。
             天文十九年は1549年、戦国時代の終盤ですネ。






▼客殿。







▼庫裡玄関。こちらで御朱印を戴きます。







▼ご朱印です。







特 別 フ ロ ク

▼江戸期の古絵図、頂妙寺境内図です。周辺環境は別にして、殆ど現在の境内と変わりありません。






頂妙寺は拝観観光寺院ではありませんので、本堂をはじめ各お堂は総て拝観出来ません。ご住職によると年によっては特別拝観をす
るそうですがいつか判りません。
境内が道路代わりに利用されて、駐車場になっています。いたるところに車が止められているので写真の撮りにくいお寺です。
そんなのお寺の勝手なんですけどネ。





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